如月千早
〜〜〜♪
七尾百合子
ブツブツ… ブツブツ…
秋月律子
あんたたち、こんなとこまで来ても普段とやること変わんないのね……。
秋月律子
まぁ別に構わないんだけど、ただ……
如月千早
〜〜〜♪
七尾百合子
ブツブツ… ブツブツ…
秋月律子
ちょっと二人とも聞いてる?
如月千早
ヘーイッ!(パチンッ!
秋月律子
こらー!人の話を聞きなさい!
如月千早
もうどうしたの律子?人が気持ち良く聴いているのに……。
秋月律子
みんなは海に行ったり山に行ったりと楽しんでるのに、千早はどこにも行かないの?
如月千早
私は私でこの雰囲気を楽しんでるわよ?
如月千早
それにいつもと違う場所で、いつもと同じことをする。これもまた一つの気分転換だと私は思うわ。
秋月律子
そ、それならいいけど……
秋月律子
えっと百合子は……
七尾百合子
そしてピエールはその長く太い一物をカトリーヌの口内に……
秋月律子
ち、ちょっと何読んでるのよ百合子/////
七尾百合子
これですか?これは小鳥さんに貸してもらった恋愛小説です。
秋月律子
もしかして官能小説じゃないわよね……?
七尾百合子
たしかに表現はそれに近いものもありますが、一般の小説ですよ?
秋月律子
じ、じゃあ「長く太い一物」って……
七尾百合子
ああ、それはフランスパンのことですよ。
秋月律子
あ、なるほど……フランスパンね……。
如月千早
律子……あなた……。
秋月律子
べべべべ、別にそういうこと考えてたわけじゃないわよ/////
秋月律子
あら? もう一冊あるけど、こっちも小説?
七尾百合子
はい、そっちも小鳥さんから借りた本なのですが、まだ中身は確認してませんね。
秋月律子
えっと『315プロの日常』?
七尾百合子
315プロって、あの315プロですかね?
秋月律子
一体どんな本なのかしら……(パラパラ…
秋月律子
バタンッ!
秋月律子
百合子、こっちの本は読んじゃダメよ?
七尾百合子
何でですか?
秋月律子
『小鳥さんに借りた本」ということで察しなさい。
如月千早
律子、そうやって察することを求めるのは私は嫌いよ。
如月千早
イタリアにはこんなことわざがあるわ。
如月千早
「口に出さなければ神様も聞き届けようがない」
如月千早
日本では空気を読むことが美徳とされてるけど、何事も言わなければ通じないわ。
秋月律子
わ、わかったわよ……。百合子、読んでみなさい。
七尾百合子
そ、それでは……(パラパラ…
七尾百合子
…………
七尾百合子
…………はわわわわわわ/////
秋月律子
わかったしら?一体なんて本を貸してるのよ、あのひねどり……。
七尾百合子
り、律子さん、一つ質問なのですが……
秋月律子
何かしら?
七尾百合子
ここに書いてある「や○いあな」ってなんですか?
秋月律子
へ、変な知識は入れんでよろしい!
如月千早
律子、そういうのはよくないわ。世界にはこういうことわざがあって……
秋月律子
あんたはさっきから何キャラなのよ!?
(台詞数: 49)