高坂海美
ひゃー、水が冷たくて気持ちいね。
高坂海美
ごめんね…無理に付き合わせちゃったりしてさ…
高坂海美
【私は今…こいをしています】
高坂海美
【事務所の皆にこのことを話したらアイドルなんだからやめなさいとか言われたけど】
高坂海美
【私の真剣な気持ちを正直に伝えたら皆にもわかってもらえました。】
高坂海美
【そして…プロデューサーも…私の気持ちに気付いてもらえました。】
高坂海美
ねぇ…プロデューサーも一緒に入らない?
高坂海美
……スーツが汚れるからやだ?
高坂海美
も～う、そんなお堅いこと言ってないでさ、ほら、足だけならいいでしょ。
高坂海美
………
高坂海美
………ねぇプロデューサー、本当によかったの?
高坂海美
仮にも私、アイドルなんだよ…それなのに…こいしちゃってるんだよ…。
高坂海美
………。
高坂海美
本当はうみみがこいしてるのを知っていたって?
高坂海美
何それ?プロデューサーには全部筒抜けだったってこと?悩んでた私がバカみたいじゃん。
高坂海美
……ぷ…
高坂海美
……ぷ…あははは…
高坂海美
な～んか悩んでるのがバカらしくなってきたよ。
高坂海美
じゃあさ、どうして許してくれたの?
高坂海美
………うみみだから?
高坂海美
何それ、意味わかんないよ。
高坂海美
でも…ありがとうプロデューサー。
高坂海美
私…こいをしても…アイドルはずっと続けていくからね。
高坂海美
………
高坂海美
………それじゃあ、もう時間だから…行くね…。
高坂海美
ねぇプロデューサー。私のこい……応援してね♪
高坂海美
司会「さぁ始まりました第51回鯉VS人間の鯉の滝登り対決!!!」
高坂海美
司会「今日の挑戦者はこの人だー!!!」
高坂海美
高坂海美です!今日は絶対に鯉に勝って連勝記録を止めたいと思います!
高坂海美
司会「アイドルをやっている高坂選手ですが鯉の連覇を止めるために挑戦してくれましたー!」
高坂海美
司会「それでは早速いってみましょう!鯉VS高坂選手!!どちらが勝利を手にするのか!」
高坂海美
司会「(カン!)今戦いのゴングがなりました!」
高坂海美
うぉおおおおおお!!(ばしゃばしゃ)
高坂海美
司会「おぉっと高坂選手早い!早いぞー!」
高坂海美
うわっと…危ない!
高坂海美
司会「だが高坂選手!滝から流れてくる障害物に苦戦している模様!」
高坂海美
司会「ただでさえ激流の滝に障害物…これをどう乗り切るか!」
高坂海美
司会「おおっと!そうこうしているうちに鯉の方は滝登りを終えているぞー!!」
高坂海美
司会「ということで勝者は鯉!!やはり連勝記録を持っている王者は強かったー!!」
高坂海美
司会「皆さん、鯉といい勝負を見せてくれた高坂選手にも大きな拍手をお願いします!」
高坂海美
………。
高坂海美
プロデューサー…私…ダメだったよ…。
高坂海美
私……鯉になりきれなかったよ…。
高坂海美
【こうして…私の鯉は終わった】
(台詞数: 44)