高坂海美
……あ、プロデューサーお疲れ様!……私を探してたの?
高坂海美
……そんなこと無いって。自分の誕生日くらい覚えてるよ。まこっちゃん達にもお祝い貰ったし。
高坂海美
パーティが始まるまでまだ時間あるでしょ?だったらそれまでは自由時間だよね。
高坂海美
……でもちょうど良かったかな。今、いい具合のができたところだし。
高坂海美
……はい、プロデューサー。誕生日の逆プレゼント、なんちゃって。
高坂海美
……こっそりここで、クレープ焼いてたんだ。食べてくれる?
高坂海美
……なんでクレープかって?だって女子力高そうでしょ?作れるようになりたいなって。
高坂海美
でもお店とか屋台だと簡単に焼いてるけど、これ難しいね。破れたりコゲたりするし。
高坂海美
……え、そうじゃなくて?なんで俺にクレープをくれるのかって?
高坂海美
……誕生日は、今まで育ててくれた親に感謝する日でもあるよって聞いたんだ。
高坂海美
……で、アイドルとしての私を育ててくれてるのは、プロデューサーでしょ?
高坂海美
だから、うちの親にもプレゼントするけど、プロデューサーにも贈りたくって!
高坂海美
……プロデューサーと一緒に、色んなことしてきたよね。楽しい思い出も沢山あるし、
高坂海美
仕事で失敗したりとか、嫌なこともあったけど……それが重なって、今があるんだよね。
高坂海美
だから、やなことも含めて全部大事にしたいし、これからもたっぷり思い出を作って行きたいな。
高坂海美
……ま、アイドルやってる狙いの一つは、女子力上げることなんだけどね!
高坂海美
……プロデューサーにコレ食べて貰って、私の女子力、確かめてほしいな!
高坂海美
……男の人のためにお菓子作ったことがあるの、プロデューサーだけなんだけどね。
高坂海美
……
高坂海美
……なんかコゲ臭いって?こんなタイミングで気づかなくてもいいのに。
高坂海美
上手く焼けなかったクレープが沢山出来ちゃって。あっちにドサッと積んであるんだけど……
高坂海美
捨てちゃうのは勿体無いし。あとでホイップクリーム挟んで重ねて、ミルクレープにするよ!
高坂海美
……コゲてるのもあるけど、たぶん大丈夫だって!クリームを思いっきり甘くするから!
(台詞数: 23)