天海春香
それでも私達は歩みを止めてはならないんだ
北沢志保
目の前に、とてつもない困難が立ちはだかっても?
天海春香
それでも
北沢志保
例え溶岩の海が広がっていても?
天海春香
それでも
北沢志保
そんな!無謀です!
天海春香
うんん
天海春香
どんな困難であっても、ちゃーんと乗り越えられる道が必ずあるんだよ
天海春香
だから、私達は歩みを止めてはならないんだ
天海春香
どんなに時間がかかっても、たとえ近道じゃなかったとしても
天海春香
時には後戻りしたっていいんだよ
北沢志保
でも……それは進んだことにはならないんじゃ?
天海春香
志保ちゃん
天海春香
右を向いてごらん?
北沢志保
右ですか?
天海春香
何が見える?
北沢志保
……「安全第一」と書いた張り紙です
北沢志保
(なんで作業所みたいな張り紙してあるんだろ?)
天海春香
(なんでこんなところに作業所みたいな張り紙してあるの?)
天海春香
コホン
天海春香
今、志保ちゃんが向いている方向、それが志保ちゃんの進む道だよ
北沢志保
「安全第一」がですか?
天海春香
今度は左側を向いてごらん?
北沢志保
……「自動販売機」が見えます
北沢志保
(……あれ?よく見るとフルーツ牛乳しか売ってない……)
天海春香
(……あれ?よく見るとフルーツ牛乳しか売ってない……)
天海春香
それが、志保ちゃんの進む道だよ
北沢志保
言ってることがめちゃくちゃです。どっちなんですか!!
天海春香
どっちも正しいんだよ
天海春香
自分が「今」向いている方向
天海春香
それが自分にとっての「前」になるんだ
天海春香
だから、どこを向いたっていいんだよ
天海春香
歩みを止める必要はなんてなくて、自分の思う方へとにかく進む
天海春香
外から見たら、戻っているようにみえるかもしれないよ?でもね?
天海春香
それでも私達は歩みを止めてはならないんだ
天海春香
どんな一歩だって、それは自分にとっての「前進」なる。
天海春香
ほら!自信もって、最初の一歩踏み出そう!
北沢志保
でも……その、最初の一歩を出す勇気が持てなかったら?
天海春香
その時は……
天海春香
一緒に、踏み出せばいいよ!
天海春香
そのために「仲間」がいるんだから(ドボン)
北沢志保
「仲間」ですか……
矢吹可奈
あ、志保ちゃん?溶岩風呂があるよ!温度は300くらいだって!一緒に入ろうよ!(ドボン!)
北沢志保
「仲間」と一緒なら……
北沢志保
いやいや!300って!これは無謀よ!
北沢志保
……でも、一歩踏み出してみないと分からないこともある……そう教えてくれた人達がいる
北沢志保
ええい!(ドボン!)
天海春香
ちなみにこのお風呂、絶対温度で300なので、摂氏にすると27℃くらいでした。
北沢志保
ぬるま湯!
矢吹可奈
気持ちいいねー
(台詞数: 50)