中谷育
見て見て、このみさん!わたし、学校のテストで100点を取ったんだよ!
馬場このみ
すごいじゃない!育ちゃんはお勉強を頑張っていて偉いわね〜。(なでなで)
中谷育
もう、このみさん!わたしのこと子供扱いするのはやめてよね!
馬場このみ
子供扱いなんてしていないわ。頑張った育ちゃんを素直に褒めているだけだもの。
馬場このみ
大人だって、頑張った時は褒めてもらいたいものよ?
中谷育
そうなの?でも、頭を撫でるのは違う気がする!
馬場このみ
うふふ、ごめんなさい。でも安心して。もうすぐ嫌でも撫でられなくなるわ。
馬場このみ
私が育ちゃんの頭を撫でられるのって、今の間だけだもの。
中谷育
今の間だけ?どういうこと?
馬場このみ
育ちゃんも後何年かしたら、私よりもうんと大きくなると思うの。
馬場このみ
でもね、そうなると私の手が育ちゃんの頭に届かなくなるのよ。
中谷育
そ、そんなのわからないよ!わたしだってあんまり大きくならないかもしれないし!
馬場このみ
わかるの。これまで何度か経験してきたことだもの。
馬場このみ
それに育ちゃん。最近また背が伸びたんじゃない?
中谷育
それは…その…。
馬場このみ
あ、誤解しないでね?私、別に嫌なわけじゃないのよ?
馬場このみ
育ちゃんが私を追い越して立派に育ってくれることが、私にとっては幸せなことなの。
中谷育
でも、このみさん、なんだか寂しそう…。
馬場このみ
……そうね。うん。ほんのちょっとだけ寂しいかも。
中谷育
……わたし、子供扱いされるのは好きじゃないんだ。
中谷育
でも、今はまだ背が小さいから…今だけなら撫でてもいいよ。
中谷育
それに、子供扱いは嫌だけど、このみさんに撫でられるのは嫌いじゃないし。
馬場このみ
育ちゃん…ありがとう。今の育ちゃん、さっきよりもずっと大人びているわ。
馬場このみ
これじゃあこのみお姉さん、育ちゃんの頭を撫でられないわね。
中谷育
えー?撫でていいのにー。
馬場このみ
うふふ。また今度お願いするわ。
百瀬莉緒
話は聞かせてもらったわ!!
馬場このみ
莉緒ちゃん!?
百瀬莉緒
身長が足りなくて撫でられない?そんな道理、私の無理でこじ開ける!
百瀬莉緒
秘儀!女子力マックス!
中谷育
わっ!?このみさん、たかいたかいされてる!
百瀬莉緒
凄いでしょ?成人女性を軽々と持ち上げるこの女子力!
百瀬莉緒
さあ、姉さん!私のこと、好きなだけ撫でていいわよ!
百瀬莉緒
私だってこのみ姉さんに褒められたいし、撫でられたーい!
馬場このみ
馬鹿にされている気がするから嫌。
百瀬莉緒
なんでーーー!!??
(台詞数: 36)