
北上麗花
私はコルクを抜き、それをグラスに注いだ。

北上麗花
ルビーを溶かしたような真紅のワイン、昔の人が神様の血だと言ったのも納得の神秘的な色合い…

北上麗花
次にグラスを顔に近づけて香りを確かめる…

北上麗花
なんて言えばいいかわからない複雑な香り…これが年月の重みなのかな?

北上麗花
そして、私は真紅の液体を口に含む…

北上麗花
やはり最初に来るのは赤ワイン特有の渋味、甘口を買ったんだけどなぁ…

北上麗花
でも、口に含む内に甘さ、渋さ、酸っぱさ、香りと言った沢山の顔が見えてきて面白い…

北上麗花
そして、飲み込んだ後には心地よい余韻だけが残った…

北上麗花
これが年月を重ねた重み…生まれた年に作られたワインの力なのかな…

北上麗花
私はグラスに注いだ一杯をゆっくりと楽しんだ後、コルクを閉めた、後は…

北上麗花
育ちゃん!誕生日プレゼントの生まれ年ワイン!とっても美味しかったよ!

北上麗花
10年前に作られた育ちゃんと同じ年のワイン…味見に栓を開けちゃったから早めに飲んでね!

中谷育
飲めないよ!
(台詞数: 13)