中谷育
客A「おいごるぁ!この店は客にこんなぬるい水を出すんか!?えぇ!?」
中谷育
お、お客様?どうしたんですか?
中谷育
客A「水がぬるいんじゃ!さっさと取り替えんかいぼけ!!」
中谷育
ご、ごめんなさい…すぐに取り替えます…。
天空橋朋花
(パチン)
天空橋朋花
客A「な、なんだお前ら…おい!俺をどこに連れて行く気だ!?おい!」
天空橋朋花
客A「離せ!離せおい!離して……アッーーー!!」
中谷育
お客様、お水をお持ちしました…あれ?お客様は?
天空橋朋花
あの人なら用事を思い出したそうですよ。あと、お代を預かっています。
中谷育
朋花さん!こんにちは!
天空橋朋花
こんにちは。喫茶店で働いているというのは本当だったんですね〜。
天空橋朋花
こんな酷い環境で育ちゃんを働かせるなんて…プロデューサーさんには後で罰を与えないと。
中谷育
そんなことないよ!とっても楽しいもん!
天空橋朋花
ですが先ほどは…。
中谷育
確かに怖いお客様もたまにいるけれど、優しいお客様だってたくさんいるんだよ?
中谷育
それより、何か食べて食べて!ここのケーキとっても美味しいの!
天空橋朋花
そうですか。でしたら、育ちゃんのお勧めをお願いします〜。
中谷育
わかった!ちょっと待っててね!
天空橋朋花
……本当に大丈夫なんでしょうか?……おや?あの人は…。
中谷育
客B「……(ササッ)。おい!なんだこれは!飯に虫が入っているぞ!」
中谷育
お客様、どうしました?
中谷育
客B「この店は客に虫入りの飯を食わせんのか?ふざけんな!」
中谷育
ごめんなさい、お客様。今取り替えます。
天空橋朋花
(あの人、自分で虫を入れておきながら…これはわからせる必要がありますね…)
中谷育
客B「取り替えて済むと思ってんのか!慰謝料ふんだくってやるからな!」
中谷育
………………そうですか。
中谷育
客C「…………。」(ガタッ)
中谷育
客B「な、何見てんだお前?文句あんのか!?」
中谷育
客DEFGHIJKLMNOP「………………。」(ガタガタガタッ)
中谷育
客B「な、なんだよお前ら!寄るな!あっちに行けよ!おい!お………」
中谷育
客B「ひ、ひいいいいいい!!!!すみませんでしたああああ!!!!」(カランコロン)
中谷育
お客様!お代が多いです!お客様!……行っちゃった。
中谷育
助けてくれてありがとう、お兄ちゃん、お姉ちゃん。
天空橋朋花
……………。
中谷育
ね?優しいお客様も「たくさん」いるでしょ?
天空橋朋花
……そのようですね。
天空橋朋花
(その日、新たな聖母の誕生を見た気がしました。)
(台詞数: 37)