百瀬莉緒
えーっと、他に買うものはなんだったかしら…?
中谷育
うんしょ…えっと、ホッチキスの芯!
百瀬莉緒
あら、ありがとう
百瀬莉緒
でも大丈夫?随分重たそうだけど
中谷育
大丈夫…お手伝いくらいできるもん…(よろよろ
百瀬莉緒
ああ、危ないってば!
中谷育
うう…
百瀬莉緒
ほら、持ってあげるから、他に買うものないかメモ見てくれる?
中谷育
はぁい…
百瀬莉緒
いいのよ、私は片手で持てるんだから
中谷育
でも、メモ読むだけなら誰でもできるもん
百瀬莉緒
うーん、どうしてもお手伝いしたいのね?
中谷育
だって、わたしのこと頼ってくれたんだもん、がんばらなくっちゃ!
百瀬莉緒
えらいわねぇ、よしよし
中谷育
む、子ども扱いして!
百瀬莉緒
えー、そう?
中谷育
いいもん、別に、莉緒さんに比べたら全然子どもだし…
百瀬莉緒
そりゃ、身体も心も年取ってるからね
百瀬莉緒
そりゃ、身体も心も年取ってるからね…なんか、自分で言っててぐさっときたわ
中谷育
わ、わたしは莉緒さんのこと綺麗だなって思うよ?
百瀬莉緒
ああ、そういうところも大人ね、育ちゃんは…
百瀬莉緒
お手伝いなんて進んでしなかったもんなぁ、私
中谷育
お手伝いしたらご褒美もらえるんだ、わたしの家
百瀬莉緒
え、ずるーい!私なんにももらえなかったのに…
百瀬莉緒
って、育ちゃんに言っても仕方ないか
中谷育
えへへ、みんなには内緒だよ?
百瀬莉緒
どうして?
中谷育
子ども扱いされちゃうから!
百瀬莉緒
ふふ、そうね、内緒にしましょ
中谷育
ふふふ
百瀬莉緒
おっと、それじゃあ残りの買い物済ませましょっか
中谷育
あ、うん!
百瀬莉緒
……そうだ、育ちゃん
中谷育
なぁに?
百瀬莉緒
育ちゃんに、お手伝い、お願いしたいんだけど
中谷育
なぁに?
百瀬莉緒
手、つないでてくれる?手持ち無沙汰なのよ
中谷育
てもち…?
百瀬莉緒
ああ、そうね…もっと育ちゃんとお話したりしたいなーって
中谷育
う、うん、それくらいならいつでも言ってくれればいいのに(ぎゅ
百瀬莉緒
大人って素直じゃないものよ、なーんて(ぎゅ
中谷育
ふーん、変なの
百瀬莉緒
そうねー、いつかわかるわよ
中谷育
そうかなぁ?
百瀬莉緒
そのうちね
(台詞数: 45)