
豊川風花
しかしこのままではコアの消滅に伴い、私も最初から存在しなかったものとされる。

高木社長
真壁:風花は……今もフェストゥムと会話し続けているのか?

豊川風花
彼女は多くの共鳴となって響き続けている。人類とミールが互いを滅ぼす前に、

豊川風花
私のコアと接触して欲しい。お前達に必要なものを、そこで与えられるだろう。

高木社長
真壁:フェストゥムが与えるだと?我々から奪った命を、返してくれるとでも言うのか!?

豊川風花
それは不可能だ。我々でも時間は操作できない。

豊川風花
だが、時間の重力が到達していない未来でなら、私とお前は求めるものを共有できる。

中谷育
データで見せてあげて?

中谷育
ーーー育がフェストゥムの手を握る

高木社長
真壁:?………どうした!?

中谷育
オペレーター:膨大な量のデータがこっちに送られています!

中谷育
オペレーター:フェストゥムの攻撃からの機体の守り方や、人体への同化パターンなど………

豊川風花
今の私が渡せるのは、これだけだ。ほとんどの解答はミールの中に囚われたままでいる。

中谷育
みんなを納得させるには十分だよね?史彦。

高木社長
真壁:だが、どうやって激戦地であるミールの内部に到達する?

豊川風花
既に最適な方法を送った。それに従い接近すれば、後は私のコアが導く。

豊川風花
うまくいけば、お前達が奪われたものを1つだけ取り戻せるだろう。

高木社長
真壁:1つだけ?

豊川風花
お前達がジークフリードシステムと呼んでいるものだ。

高木社長
真壁:何!?

豊川風花
ミールはお前達の力を奪おうとしたが、あれは我々には使用できない。

豊川風花
よって、ミールは今もあれを使用できる人間を生かしている。

高木社長
真壁:それは……矢吹可奈のことか?

豊川風花
そうだ。

豊川風花
……来たか。最早お前達を同化せず、私ごと滅ぼすつもりだ。

中谷育
オペレーター:重力源反応!10…20…まだ増えます!

豊川風花
アルヴィスの子らを、ミールのもとへ。この島は私が守る。

豊川風花
………だが1つ、問題がある。

豊川風花
私と同等の個体が来た場合、私は対処できない。

豊川風花
その時は、我々に最も近い者の力で対処して欲しい。

高木社長
真壁:………やよい君のことか?

豊川風花
そうだ。彼女なら、それに対抗できる。

高木社長
真壁:………1つ、聞かせてくれ。

高木社長
真壁:なぜ、風花の名前を使った?

豊川風花
それが最適の方法だったからだ。

豊川風花
………いや、お前に会いたかったからかもしれない。

豊川風花
………そう、お前に伝えたかったからだ。

豊川風花
"ありがとう、史彦"

豊川風花
"志保を育ててくれて………"

高木社長
真壁:……っ!

豊川風花
ーーー次の瞬間、豊川風花は赤いフェストゥムに姿を変え、消えた

高木社長
真壁:状況は!?

中谷育
オペレーター:重力源反応、次々に消滅しています!

高木社長
真壁:………

高木社長
真壁:………風花。
(台詞数: 45)