高木社長
ーーーアルヴィス、第2CDC
高木社長
真壁:なんということだ………。
高木社長
真壁:(千鶴さんから送られてきたデータ……もしこれが本当ならデータ改ざんの罪に問われる。)
高木社長
真壁:(最悪、一家ごと島外追放もありえる程の重罪だ………。)
高木社長
真壁:(ミツヒロめ………百瀬を通じてこの事を知っていたな………!)
高木社長
真壁:(奴の狙いは恵美君だろう。パイロット適性が志保に次いで高いからな。)
高木社長
真壁:(そして自分の研究に付き合わせるつもりなのだろう。)
高木社長
真壁:(それだけは何としても止めなければならん。だが、どうする………?)
高木社長
真壁:(既にこの事は広まっている。査問委員会を開かざるを得ない状況だ。)
高木社長
真壁:(規則に従うなら、間違いなく島外追放だ。どうすればいい………!)
中谷育
ーーーアルヴィス、レストルーム
中谷育
………ねえ、可奈。
矢吹可奈
なに?
中谷育
もし誰かが自分の家族を守る為に、データを書き換えていたら、どうする?
矢吹可奈
データ改ざんは重大な裏切り行為だよ。
矢吹可奈
………だけど、罪に問うかどうかは別だよ。
中谷育
ふふっ、可奈ならそう言ってくれると思ってた。
中谷育
それじゃあ、特別に教えてあげる。
矢吹可奈
恵美さんのデータの事ならさっき聞いたよ。私達には何も出来ない。
中谷育
………本当に、何も出来ない?
矢吹可奈
どういうこと?私に何か出来ることがあるの?
中谷育
それを教えてあげる。可奈がすべき事を。
中谷育
………
矢吹可奈
………!
矢吹可奈
確かにそれなら……でも、もしそれで足りなかったら………。
中谷育
大丈夫。その時は私も立つよ。
矢吹可奈
………分かった。やってみる!
(台詞数: 27)