中谷育
エンジェリーシュガー、オーロラファンタジー…どっちもかわいいな~。
周防桃子
育、なに見てるの?
中谷育
アイカツ! っていうアニメ。いま大人気なんだ。
周防桃子
ふーん。
中谷育
桃子ちゃんもゲームやろうよ。いっしょにアイカツカードあつめよう!
周防桃子
あんまり興味ないけど…まぁ少しくらいなら付き合ってあげてもいいよ?
中谷育
わたしカードもってきてるから、見せてあげるね。桃子ちゃんにはどれがにあうかな~?
周防桃子
どれどれ? ふーん、いろんな衣装があるんだね。
中谷育
そうなの。タイプやブランドでデザインがぜんぜんちがって。すごいんだよ!
周防桃子
…ロリゴシック? これなんていいかな。前に桃子、ゴシックの衣装完璧に着こなしてたしね。
中谷育
桃子ちゃん大人っぽいもんね。きっとにあうよ。
周防桃子
ありがと…。
中谷育
わたしはエンジェリーシュガーが特に好きだな。ふりふりしててかわいいし。
周防桃子
そうだね。育の雰囲気にぴったりだと思う。
中谷育
桃子ちゃんがほめてくれるなんて…うれしいな!
周防桃子
そんなに喜ばなくても…。
中谷育
ほんとうはもっとプレミアムドレスほしいんだけどな~。
周防桃子
プレミアムドレス?
中谷育
うん、レアリティ? っていうのがあって。ノーマル、レア、プレミアムの3種類があるの。
中谷育
でも、3枚そろえないといけないから…ぜんぶ集めきるまえにバージョンが変わっちゃって…。
中谷育
まだひとつもちゃんとそろってないんだ…。
周防桃子
確かに、少ないお小遣いじゃ全部集めるのは大変そうだね。
中谷育
そうなの…。あーあ、もっとおかねがいっぱいあったらいいのにな…。
百瀬莉緒
それは違うんじゃない? 育ちゃん。
中谷育
あっ、莉緒さん。話きいてたんですか?
百瀬莉緒
ええ。ちょっとね。
中谷育
あの…ちがうってどういうことですか?
百瀬莉緒
そのプレミアムドレスっていうのは、現実でいうブランド物ってことよね?
百瀬莉緒
確かに女性はブランドという言葉に弱いわ。でもね、簡単に手に入らないからブランドなの。
中谷育
えっと…どういうことですか?
百瀬莉緒
言い方が難しかったわね。
百瀬莉緒
私も若い頃はブランドに憧れたものだけど、お小遣いは少なかったわ。
百瀬莉緒
だから前向きにこう考えたの。いま手元にあるもので、自分をかわいく着飾ろうって。
百瀬莉緒
育ちゃん、カード少し見せてくれる?
中谷育
はい、どうぞ!
百瀬莉緒
うーん…例えば…
百瀬莉緒
トップスはこれにして…ボトムスを差し色に…シューズはこれなんかどうかしら?
中谷育
わぁ…莉緒さんすごい!
中谷育
衣装はいつもおんなじ組み合わせで…こんなのおもいつきもしなかったな…。
百瀬莉緒
テレビのアイドルが着ている衣装は、それは魅力的かもしれない。
百瀬莉緒
けれど日の目を見ない衣装たちでも、組み合わせ次第でドレス級のコーディネイトになるのよ。
中谷育
ありがとうございます、莉緒さん。
百瀬莉緒
いえいえ、どういたしまして。
中谷育
そっか。こうすれば衣装のべんきょうにもなるし、ちょうどいいよね?
周防桃子
莉緒さんって、たまにはかっこいいところみせるんですね。
百瀬莉緒
たまにはってなによ!
周防桃子
いつもお兄ちゃんを誘惑しては失敗する、残念お姉さんだと思ってました。
百瀬莉緒
桃子ちゃん、さすがにそれは酷くない!?
(台詞数: 48)