エミリー
P(今日は超VIPが765プロを視察に来るらしい...気を引き締めないとな。)
エミリー
仕掛人さま、こちらの片付けは終わりました!
エミリー
P「悪いな、エミリー。 しかしなぁ...何でエミリーだけ呼んだんだろう?」
エミリー
私にはわかりませんが...私の熱心なごヒイキ様、ということなのでしょうか?
エミリー
P「さぁな...とにかく、エミリーなら大丈夫だと思うけど失礼のないようにな。」
エミリー
はい! 大和撫子を目指しお稽古をした、成果を披露してみせます。
エミリー
ところで...玄関口にある、あの奇妙な機械は一体何なのでしょうか...?
エミリー
P「ああ...あれはパイ投げマシーンって言って扉を開けるとパイが飛んでくる仕掛けで、」
黒井社長
?「失礼致す...」 ギューン♪
エミリー
P「...あんな風に...(震え)」 バシュバシュバシュン!!
エミリー
Oh my god!? 仕掛人さま! カラクリが作動してしまっています!!
エミリー
P「ヤバ...!? エミリー、よく見るんだ! 」
黒井社長
?「ふん、はっ、せいっ!!」 ヒュン、サッヒュ、サッ!
エミリー
Amazing!! Who is this Ninja warrior?
エミリー
P「落ち着け、エミリー...英語出まくってるぞ...。」
黒井社長
?「Emily? Are you a my daughter?」
エミリー
Oh my happen!! It is been a long time!!
エミリー
P「あの~、エミリーさん? このお方は...」
エミリー
Oh...私としたことがつい...失礼致しました。
エミリー
この殿方は私の父でございます。 まさか貴賓客が父だとは思いませんでしたけど...
黒井社長
エミリー父「英国にて外交官を勤めているスチュアートと申す。 以後お見知り置きを。」
黒井社長
P「こ、こちらこそ...よろしくお願いします...。」(マジかよ...。)
黒井社長
エミリー父「...先程のクリームパイなのですが、アレは日本式の挨拶、ということであろう?」
黒井社長
P(ヤバい...この人笑顔だけどめちゃくちゃ怒ってる!!)
黒井社長
エミリー父「Mmm...まさか日本でもパイ投げ祭りが流行っているとは...驚き申した。」
エミリー
仕掛人さま...父はとても温厚な方なので、決して怒鳴り付ける事はないかと..(小声)
黒井社長
エミリー父「...やはり、エミリーをこの国に留学させた事は間違いではなかったようだ。」
黒井社長
エミリー父「世界は...外交なしでは立ち回る事は不可能、故に異国との交流が必須である。」
黒井社長
エミリー父「貴国は特に独特の文化があり、英国でも非常に大和撫子は人気。」
黒井社長
エミリー父「...エミリー、お前はこの国に来て何を学んだ? 教えてくれないか。」
エミリー
はい、この国の方々はとても優しく、凛々しく、暖かい人ばかりです。
エミリー
しかし、その裏で涙ぐましい努力をし、傷付きながらも懸命に耐えています。
エミリー
私は...応援してくださるごヒイキ様のために、立派な大和撫子になりたい、そう思います。
黒井社長
エミリー父「...仕掛人殿、エミリーは大和撫子になれるのだろうか?」
黒井社長
P「大丈夫ですよ、エミリーはアイドル、大和撫子として大切なものをすでに持ってますから。」
黒井社長
エミリー父「...Thank you. Producer. 」
黒井社長
エミリー父「さて...続きは私が見つけたスシレストランでしようではないか。」
エミリー
Oh!! お寿司屋さんですね、楽しみでしゅ...。
エミリー
P「ははは...じゃあ行こうか!!」
エミリー
P(後日、事務所宛に手紙が来た。 エミリーのお父さんからの内容はこうだ。)
黒井社長
エミリー父『この間のギロッポンでのスシ、ご馳走さまでした。 これは請求書です。』
黒井社長
P(三人で3万5千円...。)
黒井社長
P「...」
黒井社長
P「...給料足りるかな...?」
(台詞数: 44)