エミリー
P:「ただいまー。」
エミリー
仕掛け人さま、おかえりなさい。お友達と旅行したと聞きましたけど、どうでしたか?
エミリー
P:「色々大変だったけど、楽しかったよ。久しく会った人もいたし、会話も弾んだよ。」
エミリー
元気をいただいたならば、なによりですね♪
エミリー
P:「あ、そうだ。はいエミリー、これはお土産。一緒に連れていけなくて、ごめんな。」
エミリー
私にですか?ありがとうございます!……開けてもよろしいでしょうか?
エミリー
P:「いいよ、開けてごらん。」
エミリー
わぁ♪お箸ですね。
エミリー
「輪島塗の箸だよ。一目で気に入っちゃってさ。エミリーも気に入ってくれればいいんだけど」
エミリー
はい!とても気に入りました!
エミリー
お箸を贈るというのは、『人と人を結びつける橋(箸)渡し』と意味があるようですから、
エミリー
仕掛け人さまへの結びつきを感じながら、使わせていただきますね♪
エミリー
P:「俺も柄が気に入って同じのを買ったけど、エミリーも気に入ってもらえて安心したよ。」
エミリー
……仕掛け人さま、今何と?
エミリー
P:「ん?俺も同じのを買ったって。」
エミリー
…………
エミリー
(こ、これは紛うことなき「夫婦箸」!)
エミリー
(夫婦同士で贈ると、夫婦を繋ぐ絆の意味がありますから、)
エミリー
(これは仕掛け人さまによる愛の言葉と思っても過言ではありません!)
エミリー
(あぁでも、私はまだ13歳。結婚年齢には3年かかります……。)
エミリー
(3年…日にちに直すと1095日。時間に直すと26280時間もあります…。)
エミリー
(Jesus!長い!長すぎます!なぜもっと早く生まれてこなかったのでしょうか?)
エミリー
(でも、一緒に暮らすことは可能ですよね?…あぁ、どうしましょう♪)
エミリー
(朝は私が先に起きて、仕掛け人さまを起こして差し上げるのですが、)
エミリー
(朝に弱い仕掛け人さまを起こすのは、なかなか大変なのでしょうね。)
エミリー
(朝ごはんは紅鮭とご飯とお味噌汁。これは外せませんよね。)
エミリー
(でも、お味噌汁の具はお好みがあるでしょうから、事前調査が必要ですね!)
エミリー
うふふふっ♪
エミリー
P:「え、エミリーさん、どうしましたかー?」
エミリー
……ハッ!?も、申し訳ありません。
エミリー
お箸は家宝にしますので!
エミリー
P:「なんか凄い事になってない!?」
(台詞数: 32)