永吉昴
(アーカラ島に着いた次の日…)
永吉昴
ロトム『スバル!ここがオハナ牧場がある「オハナタウン」ロト!』
永吉昴
おっ!やっと着いたな!カンタイシティからオハナタウンまでの4番道路で、結構時間かかったな。
永吉昴
まぁ、4番道路のトレーナー達とバトルしたからか……とにかく、ポケモンセンターへ行こうぜ。
永吉昴
(ウィィン…)よしっ!みんな回復したぜ!じゃあ……約束どおりタマキとバトルしに行くぜ!
永吉昴
ロトム『タマキとのバトル、楽しみロトね!前にバトルしたのは……ボクがショートした時ロト』
永吉昴
そういやそうだったな……にしてもタマキ、先に行く事ないよな。せっかく昨日はセリカと3人で
永吉昴
ポケモンセンターに泊まったのに、朝起きたらいないんだぜ?早起きなのはタマキらしいけどさ。
永吉昴
ロトム『「オハナタウンで待ってるぞ!」っていう置き手紙だけ残ってたロトね』
永吉昴
セリカはカンタイシティに残ったから、タマキとももっと話したかったって言ってたぜ。
永吉昴
でも、これからはみんな別行動が多くなるんだよな。メレメレ島ではみんな一緒だったけど。
永吉昴
これが島巡りなんだろうけどさ、ちょっと寂しいかもな……ん?なんだ?
永吉昴
ロトム『向こうの方に人だかりが出来てるロ!どうやらポケモンバトルやってるみたいロト』
大神環
わー!負けたぞー!
永吉昴
あっ、ポケモンバトルやってんのタマキだ!行ってみようぜ(タッタッタ…)
北沢志保
あなた……今のバトル、本気だった?
大神環
本気だよ!本気で子分たちと、楽しんでバトルしたんだよー!
北沢志保
ふぅん……楽しんでバトル、ね……。
北沢志保
そういう綺麗事は、ポケモンバトルでゼンリョクを出し尽くす、絶対の力を得てから言う事ね。
大神環
わっ!な、なんか怖いひとー!
永吉昴
おーいタマキ!お前バトルでこのトレーナーに負けちゃったのか?
大神環
あっ、スバル!そうだよ!バトルしろって言われてバトルしたら、コテンパンにされた!
大神環
スバルとバトルするためにひっさつわざ考えてたのに、この人のポケモンには全然きかなかったよ!
永吉昴
そっか……タマキをコテンパンだなんて、このトレーナー相当強いんだな。
北沢志保
スバル……?あなた、スバルって言うの?
永吉昴
そ、そうだ!島巡りトレーナーのスバルだ!(このトレーナー、よく見るとスゲー可愛い…)
永吉昴
(でもなんか怪しい感じが…それに、なんで南国のアローラで真っ黒なコートなんて着てるんだ?)
北沢志保
ふぅん、名乗っちゃうんだ。無用心ね。一部のポケモンですら、きけんよちが使えるのに……。
永吉昴
えっ?だ、だって聞いてきたから……
北沢志保
旅をしているなら、自分の情報は軽々に口にしないことね。あ、私の名前はシホ。
永吉昴
へぇ、シホって言うのか……
永吉昴
へぇ、シホって言うのか……って、お前も名乗ってんじゃん!
北沢志保
自分から言う分には問題無いのよ。与える情報を吟味した上で言っているのであればね。
北沢志保
そして、私もポケモントレーナー。相棒のポケモンと共に頂を目指す求道者よ。
北沢志保
さぁ、島巡りトレーナーのスバル。何も言わずに私とバトルしなさい。
永吉昴
くっ、なんか向こうのペースに乗せられてる気もするけど……挑まれたからにはやらないとな!
大神環
スバル気をつけてー!タマキ、その人のポケモン1匹に、コテンパンにされたんだ!
永吉昴
1匹で!?やっぱ言動はヘンだけど強いんだな……よっしゃ、タマキの敵討ちだぜ!
北沢志保
ふぅん……仲間の敵討ち……
北沢志保
そんな考えでバトルするトレーナーに、私達は負けない!(フルフル…)
永吉昴
えっ?今度はなんだ?モンスターボールを持つ手が震えてるぞ?どうしたんだ?
北沢志保
(フルフル…)感じるわ、ヌル。あなたの鼓動、あなたの息吹が……
北沢志保
出でよ!古より現界せし魔獣!タイプ:ヌル!(ボンッ!)
北沢志保
タイプ:ヌル『……コォォォォ!』
永吉昴
な、なんだこのポケモン!?ヘンなセリフと一緒に見た事もないポケモンが……ロトム!
永吉昴
ロトム『(ブブーッ!)タイプ:ヌル……?データが来ないロト!正体不明のポケモンロト!』
永吉昴
え?ロトムもわからないポケモンなんているのか!?それに、なんか不気味な感じがする……
永吉昴
手足や尻尾がなんかヘンだ、生き物を混ぜたみたいな……それに、顔を隠してる大きな兜はなんだ?
北沢志保
ふぅん、わりと的を得た感想ね。あ、私のポケモンはこのヌルだけ。ヌルだけであなたに勝つ……!
永吉昴
と、とにかくやってやるぜ!よし、さっき新技を覚えたメテノから行くぜ!プレイボールだ!
(台詞数: 50)