大神環
私が初めてウェディングドレスを着たのは12の時だった。
大神環
お仕事とはいえ女の子の憧れであるウェディングドレスを着れることは凄く嬉しかった。
大神環
そして、新郎役は今も私が大好きな人がやってくれた。
大神環
当の本人は私の気持ちには気づいてないみたいだけど
大神環
いつか結ばれたときにはちゃんと伝えるんだ!あなたに恋をしてたってこと!
北沢志保
私が次にウェディングドレスを着たのは14の時。
北沢志保
最初に着た時もそうだったけど、やっぱり憧れの衣装を着れる嬉しさはあった。
北沢志保
新郎役は前回と同じ人が担当した。
北沢志保
「似合ってますか?」
北沢志保
私はそう問いかけると、あなたはこう言った。
北沢志保
『バッチリ着こなせてるぞ』っと…。
北沢志保
私はそういう言葉を聞きたかったんじゃなかった。
北沢志保
いや、あなたがそういうことしか言えないのはわかってはいたけど…
北沢志保
『君に恋しちゃった…』とか嘘でも言って欲しかったな…。
宮尾美也
そして、私が最後にウェディングドレスを着るのは17の時です。
宮尾美也
どうして最後なのかって?それはですね…
宮尾美也
お仕事でもない、本物の結婚式を挙げるからですよ。
宮尾美也
またお仕事でも着れるかもしれないけど、私はもうこれで満足すると思うのです。
宮尾美也
だって…ようやくあなたに私の…お仕事じゃない私のウェディングドレスを見せてあげれるから。
宮尾美也
だから、私がウェディングドレスを着るのはこれで最後です。
宮尾美也
12の時からあなたに恋をし…
宮尾美也
14の時にはあなたに恋されたいと思い…
宮尾美也
17の時にはもう、あなたに恋い焦がれてしまいました。
宮尾美也
そして…その願いは叶いました。
宮尾美也
今日は私とあなたの結婚式。
宮尾美也
あなたに恋して本当に良かった。
宮尾美也
だってね、こんなにも幸せなんだよ。
宮尾美也
あなたはどうですか?
宮尾美也
いつ、いかなる時でも…
宮尾美也
私に恋……してくれますか?
(台詞数: 30)