
北沢志保
【ここはとある小さな街。そこにお姫様と妖精さんが一緒に暮らしています。】

矢吹可奈
【お姫様と妖精さんはいつも一緒で仲良しさん。でもたまには喧嘩もしちゃいます。】

北沢志保
【そんな二人は街の名物になっています。】

矢吹可奈
【ほら、噂をすれば今日もまた…】

北沢志保
ちょっと可奈!?お菓子は一日一袋までって言ったでしょ!

矢吹可奈
だってお菓子が食べてって言ってたんだもん。食べなきゃ失礼だよ(もぐもぐ)

北沢志保
お菓子が話しかけるわけないでしょ!その袋をよこしなさい!(グググ…)

矢吹可奈
やだぁ!私は食べたいの~!(グググ…)

北沢志保
また太って泣きを見るのはあなたなんだから今すぐ離しなさい(グググ…)

矢吹可奈
絶対には~な~さ~な~い~!(グググ…)

北沢志保
(パアァン!)あ……

矢吹可奈
お菓子……私のお菓子が…

北沢志保
あの…可奈……ごめんね…そういうつもりじゃなかったのよ…

矢吹可奈
大丈夫……志保ちゃんの気持ちはわかってるから…私が意地を張ったせいで…あぅ…

北沢志保
そ、そうだわ!今から可奈の好きなお菓子を出してあげるね。だから元気出して。

矢吹可奈
ほんとに!?ありがとう志保ちゃん!

矢吹可奈
でも…やっぱりやめとくね。また志保ちゃんを困らせたらいけないし…

北沢志保
可奈…

矢吹可奈
その代わり、今日はずっと一緒にいてね。私の妖精さん♪

北沢志保
ふふっ、『今日も』の間違いでしょ。可奈姫♪

矢吹可奈
【こうして今日もまたこの小さな街に『かなしほ』が広まっていきました。】
(台詞数: 21)