
矢吹可奈
「ふぅ、もうお腹いーっぱい!ごちそうさまでした~♪」

北沢志保
「私もご馳走様です」

北沢志保
噂には聞いていたけど、美奈子さんのお店の料理、美味しかったな。

北沢志保
噂には聞いていたけど、美奈子さんのお店の料理、美味しかったな。少し食べすぎてしまったかも。

早坂そら
「2人とも小食なんだね~(モグモグ)おかわりは、まだ沢山あるよ?(モグモグ)」

北沢志保
「い、いえ。お構いなく……」

矢吹可奈
「わ、私も~。もう食べられないかな~」

北沢志保
そらさんはカメラマンだけど、スタイルはかなりいいし、アイドルと言われても全く違和感はない。

北沢志保
でも、まさかあの細身の身体で大食漢だとは……。

北沢志保
でも、まさかあの細身の身体で大食漢だとは……。まぁ、765プロにもそんな人達はいるけれど。

北沢志保
「あ、そういえば、さっきの話の続きですが……」

早坂そら
「うん、美味しい……」モグモグ

北沢志保
「……あの、そらさん?」

矢吹可奈
「わぁ~、すっごく集中して食べてるね~。

矢吹可奈
「わぁ~、すっごく集中して食べてるね~。よっぽどお腹がすいていたのかな?」

北沢志保
「そ、そうかもね……」

北沢志保
仕方ないので少し待つことにした。

北沢志保
仕方ないので少し待つことにした。しかし、いくら時間が過ぎても、黙々と料理を食べ続けている。

北沢志保
……何かおかしい。

北沢志保
……何かおかしい。そらさんは既に人並み以上の料理を食べている。それなのに──

早坂そら
モグモグボリモグモグモグボリボリ

北沢志保
──食べるペースが落ちるどころか、

北沢志保
──食べるペースが落ちるどころか、もっと欲しいと言わんばかりに次々と料理を口に運んでいく。

矢吹可奈
「そ、そらさん。さすがに食べすぎじゃ──

矢吹可奈
「そ、そらさん。さすがに食べすぎじゃ──ひゃあああああ!?」

北沢志保
「可奈!?どうかしたの?」

矢吹可奈
「志保ちゃん!あ、あれ……」

北沢志保
可奈が震えながら指をさす。

北沢志保
可奈が震えながら指をさす。目で先を追うと、そこにはそらさんの足が……

北沢志保
……ない。両足が、なくなっている!?

北沢志保
……ない。両足が、なくなっている!?そ、そんな馬鹿な事があるわけ──

早坂そら
ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ

北沢志保
──嘘……何かを噛み砕くような音がする度、そらさんの足が消えて……

北沢志保
──嘘……何かを噛み砕くような音がする度、そらさんの足が消えて……いや、違う。よく見れば

北沢志保
消えているのではなく、身体が内側にめり込んでいっている。

北沢志保
消えているのではなく、身体が内側にめり込んでいっている。まるで自分自身を食べるように!

北沢志保
しかし、それだけでは終わらず、足、下半身全体を喰らいつくすと、今度は両腕がめり込んでいき

北沢志保
両腕がなくなると、さらに上半身、頭部へと、ありえない早さで身体の大部分が消失していく。

北沢志保
そして、歯をむき出しにした状態の口だけが宙に残り、

北沢志保
そして、歯をむき出しにした状態の口だけが宙に残り、ガチリ!ガチリ!と激しく音を鳴らす。

矢吹可奈
「──ひぃ!?」

北沢志保
可奈が悲鳴をあげる。私も何が起きているのか理解ができないまま、恐怖で身動きができなかった。

北沢志保
やがて、その口が私の方を向くと、

北沢志保
やがて、その口が私の方を向くと、まるで獲物を見つけたかのようにニタリと嗤って言った──

早坂そら
モ ッ ト

早坂そら
モ ッ ト 食 ベ タ イ !

北沢志保
──そして、私に向かって飛び掛かってきた!

矢吹可奈
「し、志保ちゃん!逃げてー!!」

北沢志保
「きゃああああーー!!」
(台詞数: 49)