音無小鳥
2日間の有給休暇最高!体も心もリフレッシュするわ
音無小鳥
でも、テレビ観るのも飽きたし…暇だわ。…偶には今までやらなかったことをやってみますか
音無小鳥
ゲームとか良いかも。据え置き機は持ってないから、簡単に出来るソシャゲにしますか
音無小鳥
では、気になっていたあのタイトルのゲームを…
音無小鳥
ーー翌日 昼(有給休暇2日目)ーー
音無小鳥
…難しいわ。ゲーム自体はポチポチするだけで簡単なのにスキルが多くて分かりにくい
音無小鳥
…スキルは何かに置き換えると分かりやすいのよね。早速やりますか。先ずはイメージね
音無小鳥
…基本骨子設定。背景…設定。色彩…設定。音声…設定。登場人物…設定…
音無小鳥
設定完了。妄想…開始!
矢吹可奈
『志保ちゃんどうしよう?あの敵硬くてダメージ与えられないよ』
北沢志保
『諦めたらそこで終わりよ可奈。私達がやらなければ、あの敵は倒せないわ』
矢吹可奈
『でも…』
北沢志保
『私に考えがあるわ。可奈、この銃を使って!これで敵を倒すわよ』
矢吹可奈
『4連続アピール銃?』
北沢志保
『この銃なら敵の守りに穴を開けることが出来るわ。大丈夫。絶対成功する』
北沢志保
『私も4連続アピール銃を使うから…私と可奈ならどんな敵だろうと撃ち破る事が出来る』
北沢志保
『そうでしょう?可奈』
矢吹可奈
『志保ちゃん…うんわかった!』
北沢志保
『行くわよ可奈!』
音無小鳥
…ふぅ。スキルもこう考えると滾るわ。次はこのスキル達を…
矢吹可奈
『敵が強すぎる。どうしよう志保ちゃん』
北沢志保
『このままじゃ勝てない。どうすればいいの?どうすれば…』
北沢志保
『っ!?閃いた!』
北沢志保
『これから私がアイツの守りに穴を開けるわ。可奈はその極大アピール剣でアイツを切り裂いて!』
矢吹可奈
『志保ちゃんはどうやって敵の守りに穴を開けるの?』
北沢志保
『私にはこれがあるわ。6連続アピール銃。これでアイツの守りに穴を開けられる』
北沢志保
『後は可奈がアイツを切り裂いてお終い。私達の勝利よ』
矢吹可奈
『っ!?それだと敵の攻撃が志保ちゃんに集中する…駄目だよ志保ちゃん!』
北沢志保
『可奈…聞いて。今、大事なことはアイツをやっつけること。それに…戦いに犠牲はつきものよ』
矢吹可奈
『でも…』
北沢志保
『もうこれしか方法は無いの。それに…時間も無いわ』
北沢志保
『このままじゃ全滅するわ。そうならないために最小の犠牲で多数を生き残らせる』
北沢志保
『可奈には生き残って欲しいから…わかって可奈』
音無小鳥
…しんみりしますね。次はこのスキル達で…
矢吹可奈
『あうぅ…』
北沢志保
『このままじゃ可奈がやられてしまう。…どうすればいいの?教えて神様』
音無小鳥
神様『私が授けた薬を使うのよ。そうすれば、可奈ちゃんは助かるわ』
北沢志保
『…そうですね。それしか方法はないですね。可奈、聞いて』
北沢志保
『これから総攻撃を仕掛けるわ。アイツはここで必ず倒す。この薬を使って、ね』
矢吹可奈
『っ!?それはVoAP/DPアップ(極大)薬!』
矢吹可奈
『その薬を使えば勝てるけど…それだと志保ちゃんはやられてしまう。駄目だよ!』
北沢志保
『もうこれしか方法はないの。可奈、わかって』
矢吹可奈
『でも…』志保ちゃんの意思は固く、もう止められないと分かって涙が溢れた
北沢志保
『可奈は今まで私を助けてくれた。今度は私が可奈を助ける番。可奈…今までありがとう』
北沢志保
『可奈だけは、私が護るから。行きましょう。アイツを倒しに』
矢吹可奈
『…うん。行こう志保ちゃん。そして…敵を倒そう』溢れ出す涙を拭いながら覚悟を決めた
音無小鳥
哀しさを抱えての最終決戦!熱くなるわ♪テンションに引っ張られて新たな創造が生まれる…
音無小鳥
あれ?周りが暗くなり始めて…確か昼間よね今。時刻は…
音無小鳥
午後6時越えてる?いつの間に…。ま、まさか…時間を吹き飛ばす能力者がいるというの!?
音無小鳥
そうよ。そうに違いないわ。…そうでなかったら…私って本当に…
(台詞数: 50)