北沢志保
可奈、説明して頂戴。
北沢志保
どうして私は縛られているのかしら?
矢吹可奈
……これも全部志保ちゃんのためなんだよ。
北沢志保
私の為ってどういうことよ。
矢吹可奈
志保ちゃんが環ちゃんが好きなことはいいんだよ。可愛いのは事実だし。
北沢志保
当たり前でしょ。環は私にとって人生そのものよ。
矢吹可奈
それだよ!
北沢志保
どれよ…。
矢吹可奈
その度を過ぎる程環ちゃんを好き過ぎることに問題があるんだよ!
北沢志保
別にいいでしょ。私が環を好きでいても。
矢吹可奈
それが良くないから言ってるんでしょ。この前のこととか忘れたの?
矢吹可奈
環ちゃんがコンビニでアルバイトしてるときに監視したり、触れたらだけで制裁したりしてさ。
北沢志保
あれはしょうがないことよ。
矢吹可奈
しょうがなくないから言ってるんでしょ。後始末をする私の身にもなってよ。
北沢志保
毎度お疲れ様ね。
矢吹可奈
もう…他人事だと思って。
矢吹可奈
でもそれも今日で終わり。
矢吹可奈
志保ちゃんにはしばらくの間ここに入ってもらって断食ならぬ「断環」をしてもらいます。
北沢志保
嫌よ。誰がそんなこと…。
矢吹可奈
これも全部環ちゃんのためなんだよ!
北沢志保
環の…ため…?
矢吹可奈
そうだよ。志保ちゃんがいつまでもべったりでいると環ちゃんも成長しないんだよ。
北沢志保
そんな……
矢吹可奈
大丈夫だよ志保ちゃん。何も環ちゃんを嫌いになってとか言うんじゃないんだから。
矢吹可奈
ただ、好きの度合いを抑えるための断環だから…。
北沢志保
でも…私は…。
矢吹可奈
一人じゃ心細いよね。
矢吹可奈
大丈夫!私も一緒にやるから。志保ちゃんは一人じゃないよ。
北沢志保
可奈…///
北沢志保
分かったわ。私、やる。そして環に迷惑をかけたりしないわ!
矢吹可奈
志保ちゃんならそう言うと思ったよ!一緒に頑張ろうね。
矢吹可奈
(やった!これで私と志保ちゃんは一緒の部屋で…)
矢吹可奈
P「じゃあ志保はこっちで断環を…可奈は別室で断食ね。」(ガシャン)
矢吹可奈
ちょ、ちょっとおおおお!!!プロデューサーさん!?話が違うじゃないですか!?
矢吹可奈
P「いや…いい機会だから可奈にも志保離れをしてもらおうと思ってさ。」
矢吹可奈
じゃあ何で私だけ断食もやらないといけないんですか!?
矢吹可奈
P「可奈…今月食べたお菓子の数……覚えてるか?」
矢吹可奈
(ギクッ)え…えっと……一日…一袋程度…かな?
矢吹可奈
P「そう、一袋だ。但し、特大サイズのパーティタイプのお菓子だけどな。」
矢吹可奈
P「というわけで可奈、頑張れよ。」
矢吹可奈
うわ~ん!!!プロデューサーさんの裏切者ー!
矢吹可奈
~そして~
大神環
しほー?調子はどう?
北沢志保
私は平気よ。ごめんね、今まで迷惑かけちゃって。さ、一緒に可奈を迎えに行きましょうか。
矢吹可奈
あ、志保ちゃんに環ちゃん。久しぶりだね。
北沢志保
可奈…少し窶れたかしら?大丈夫?
矢吹可奈
私は平気だよ。それよりも志保ちゃん、断環には成功したみたいだね。
北沢志保
おかげさまでね。可奈も大変だったでしょ。何か食べたいものあるかしら?
矢吹可奈
ではお粥と白湯を少々頂けませんか?
北沢志保
可奈が……別人みたくなってる!?(この後可奈は元通りになりました)
(台詞数: 50)