豊川風花
「ふぅ…どうして、こんなに憂鬱なんだろう…」
豊川風花
「私は、律子さん達が向う病院までのバスでの道中…」
豊川風花
「…私はその理由に耽っていた。」
北沢志保
志保)風花さん。 風花)えっ…あっ、なあに志保ちゃん。
北沢志保
どうしたんです、さっきから窓の外をずっと眺めて…
豊川風花
えっ…ああ、ごめんなさい。
北沢志保
…母には、余り会いたく無いとか?
豊川風花
そっ、そんなことは無いわ。
豊川風花
ただ…少し前まで勤めていた所だし、テレビにも出るようになってしまったから…。
北沢志保
皆さん、きっと歓迎してくれますよ。
豊川風花
そっ、そうね…そう願うわ。
豊川風花
「そう、笑顔で志保ちゃんに返事を返したものの…心は何処か上の空。」
北沢志保
志保)そういえば、聞いた話なんですが… 風花)えっ…なあに?
北沢志保
今行く病院に「婚約者の先生」が居るんですってね?
豊川風花
しっ、志保ちゃん…それお母様から聞いたの?
北沢志保
はい、そうです。事務所に入る前に…「ムチぽよの可愛い看護師さん」の話を聞いて…
豊川風花
「あの方…ご家庭でどんな会話を…」
北沢志保
事務所に入って、風花さんの名前が話題になった時にその話が繋がったんです。
豊川風花
…志保ちゃん。あのね…確かにあの人とは「そういう関係」だったわ。
北沢志保
はい…そうなんですね。
豊川風花
でも、この世界に入る時に「終わりにしましょう」って別れたのよ…
北沢志保
えっ、えっと…あ、スミマセン…。
豊川風花
ふふっ…いいのよ志保ちゃん。
北沢志保
でっ、でも…
豊川風花
もう、吹っ切れた話だし…今はお仕事の方が楽しいんだから。
北沢志保
…看護師をされていた時と同じくらいにですか?
豊川風花
そうね…人を勇気付けたり、気持ちを高揚させて元気付ける(意味深)のは一緒かしら…
豊川風花
そうね…人を勇気付けたり、気持ちを高揚させて元気付ける(意味深)のは一緒かしら……ん?
北沢志保
そうですか…風花さんにとっては看護師さんと同じくらい楽しい仕事なんですね?
豊川風花
そうね…
豊川風花
時々…連続して「水着グラビア」が続くと、「やめて」ってなるけど…
豊川風花
今はまだ売り込みなんだから…って思えばいいし。
豊川風花
私の良さを本当に理解しているのは、プロデューサーさん達だって信じているからね。
北沢志保
そっ、そうですよね。私もそう思いながらプロデューサーさんを信じてますよ。
豊川風花
ふふっ…私達、気が合うのかしらね?
北沢志保
そうかもしれませんね。…ところで。
豊川風花
なあに?
北沢志保
やっぱり…彼氏先生の「触診」で大きくなってたんですか?
豊川風花
志保ちゃん…そろそろバスが病院の近くに着くから、そのお話はまた今度ね?
北沢志保
えっ、えっ?ちょっとだけ聞かせて下さいよ///
豊川風花
「なぜかしら…」
豊川風花
「志保ちゃんに、北沢先輩と同じモノを感じるわ…」
北沢志保
ねぇねぇ、風花さぁん♪
豊川風花
…大人の話は、合宿の時にしましょうね〜♪
北沢志保
あ〜!ずるい大人だぁ〜♪
豊川風花
そうよ〜♪
豊川風花
私もそんなところなのよ〜♪
豊川風花
「…ふぅ。」
豊川風花
「なんとか回避出来たけど…」
豊川風花
「これからが難関ねぇ…」
(台詞数: 50)