あなたの魅力に気づくまで
BGM
ライアー・ルージュ
脚本家
れみす
投稿日時
2016-11-26 22:43:06

脚本家コメント
志保さんのファンです。

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黒井社長
モブ「なあ、今度一緒にライブ見に行かないか?」
黒井社長
突如友達からライブの誘いが来た。
黒井社長
アイドルというものに特に興味はなかったが、どうせ暇だし一緒に行くことにした。
黒井社長
モブ「あったあった、ここだ。」
黒井社長
連れられた場所は特に大きいライブ会場というわけでもなく、劇場サイズの場所だった。
黒井社長
中に入るとちらほらとお客さんがいる。
黒井社長
きっとここの劇場のファンの人たちなんだろう。
黒井社長
もうすぐ開演の時間。だけど席は満席というわけでもなく所々で空席が目立つ。
黒井社長
「はぁ…こんな人気のなさそうな場所なら来なければよかった…」
黒井社長
そう思った瞬間…会場中に熱気が溢れてきた。
黒井社長
ピリピリと緊張感も漂ってくる。
黒井社長
わぁああああ!!!っという歓声と共にアイドルが登場する。
北沢志保
会場の皆さん!今日は私のライブを見に来てくれてありがとうございます!
黒井社長
彼女が今回のライブのアイドル「北沢志保」
黒井社長
淡々と歌う彼女の姿を見ていくと、次第に彼女に心が惹かれていく。
黒井社長
興味がなかったアイドル。
黒井社長
だが、いつの間にか俺は友達から借りていたサイリウムをおもいっきり振っていた。
黒井社長
それだけ彼女には魅力があるのだ。
黒井社長
そしてライブの終盤。曲も次で最後になった。
黒井社長
俺はもう終わっちゃうのかという気持ちを胸にサイリウムを振る。
黒井社長
すると、ふと彼女と目が合った。
黒井社長
気のせいかと思ったがその後も何度か目があったような気がする。
黒井社長
もしかして彼女はファンの一人一人と目を合わせているのだろうか?
黒井社長
試しに俺は目が合った時に手を振ってみた。
北沢志保
(にこっ)(フリフリ)
黒井社長
すると、彼女はにこっと笑い、手を振ってくれた。
黒井社長
この瞬間、俺は心を強く打たれた。
黒井社長
「これが…彼女の最大の魅力なのか…。」
黒井社長
俺はその日からアイドル「北沢志保」のファンの一人となった。
黒井社長
そして今日もまた、彼女の劇場に足を運ぶのだった。

(台詞数: 30)