矢吹可奈
『志保ちゃんへ』
矢吹可奈
『いつも一緒に居てくれてありがとう。』
矢吹可奈
『本当は直接伝えたいんだけど、勇気がなくて…手紙に書きます』
矢吹可奈
『私…志保ちゃんのことが好きです。ライクじゃなくて…ラブの方です。』
矢吹可奈
『女同士で気持ち悪いって思うかも知れないけど…これが私の気持ちです。』
矢吹可奈
『これを伝えちゃうと…今まで通りの親友ではいられなくなる…』
矢吹可奈
『そう思うとずっと想いを告げることが出来ませんでした。でも…』
矢吹可奈
『これ以上自分に嘘はつけないんだ。本当に志保ちゃんのことが好きだから…』
矢吹可奈
『都合の良い話かも知れないけど…もし私の事を気持ち悪いと思ったなら…』
矢吹可奈
『私に話しかけないようにしてください。私も…そうします』
矢吹可奈
『最後に、ありがとう。私なんかと友達に、親友になってくれて…ありがとう』
矢吹可奈
よし、あとはこの手紙を志保ちゃんに…
矢吹可奈
渡せるかな…どうしよ。書いたものの渡せる自信ないや…
北沢志保
可奈?いたいた、ちょっと良い?
矢吹可奈
志保ちゃん!
矢吹可奈
ど、どうしてここに!?
北沢志保
あなたに話があってずっと探してたのよ。
北沢志保
普段いそうな所は一通り探したんだけど…何してたの?
矢吹可奈
えっと…手紙を書いてたんだ。こっそり…
北沢志保
そうなんだ…誰に?
矢吹可奈
えっと…
矢吹可奈
(これは…手紙を渡すチャンス!ここはこう言うのよ、可奈!)
矢吹可奈
だ、誰だって良いでしょ!?
北沢志保
…それもそうね
矢吹可奈
うん…(ううう…バカ!私のバカ!)
北沢志保
じゃあ…用件を伝えても良いかしら?
矢吹可奈
うん…どうぞ(この手紙どうしよう…)
北沢志保
可奈好きよ。愛してる。
矢吹可奈
私もそうだけど…えっ?
北沢志保
正式にお付き合いして欲しいの。ドッキリとかではないわ。真剣なの。
矢吹可奈
えっ!?
北沢志保
可奈が手紙を誰に書いたのか知らないけど…それ、ラブレターでしょ?
矢吹可奈
そうだけど…
北沢志保
可奈が他の誰かと付き合うなんて我慢ならないわ。だから…
北沢志保
わ、私と付き合って下さい…お願いします
矢吹可奈
志保ちゃん…
矢吹可奈
うん、喜んで~♪
北沢志保
本当に?付き合うって…付き合うのよ?私の事、気持ち悪いとか思わない?
矢吹可奈
思わないよ~♪
北沢志保
じゃあ…これからは恋人として
矢吹可奈
よろしくお願いします~♪
北沢志保
ところで…その手紙って
矢吹可奈
これ?これはね…
矢吹可奈
内緒だよ♪
北沢志保
…
矢吹可奈
あ、ごめん
北沢志保
私達もう恋人同士よね?隠し事は…
矢吹可奈
いや、これはね…やっぱりダメ!
(台詞数: 48)