矢吹可奈
「〜♪〜♭♪〜♯♭♪〜」
矢吹可奈
「歌っていたら鳥さん達逃げちゃった。なんで〜?」
矢吹可奈
「歌上手くなりたいのに…どうしたら上手くなれるの?誰か教えて!」
北上麗花
「呼ばれた様な気がしたからじゃじゃ〜んと登場〜♪私が来たからもう大丈夫」
矢吹可奈
「ふぇ?!あ、あなたは誰ですか?」
北上麗花
「私?私は未来から来た高性能アンドロイド、レイカ0517」
北上麗花
「ぷっぷかプリンって呼んでもいいよ」
矢吹可奈
「……その、レイカさんは何故ここに?」
北上麗花
「歌、上手くなりたいって声を聞いたからかな。私、歌上手いから教えられるよ?」
矢吹可奈
「本当ですか?私に教えてください!」
北上麗花
「私の音程通りに唄えば上手くなれちゃいます。じゃあ一緒に歌っちゃいましょう」
北上麗花
「〜♪〜♪〜♪〜♪」
矢吹可奈
「〜♪〜♭♪〜♯♪〜♭♪」
北上麗花
「ちょっとズレてます。もう1回やりましょう」
北上麗花
ーー2時間後ーー
矢吹可奈
「何回歌ってもズレちゃう」
北上麗花
「諦めないで!諦めたらそこで試合終了ですよって白髪頭の先生も言ってたよ」
矢吹可奈
「私諦めない!絶対、歌、上手くなるから!」
北上麗花
「その意気、その意気♪諦めないで歌い続ければ、いつか上手くなれるんじゃないかな?」
北上麗花
「リズム感は悪くないから才能はあると思うんだけど……そうだ!楽器弾かない?」
矢吹可奈
「楽器より歌の方が……」
北上麗花
「まあまあ、モノは試しに。先ずはアコースティックギターから♪」
北上麗花
ーーこうしてアンドロイドレイカは少女の悩みを解決(?)したーー
北沢志保
ーー1ヶ月後 キャンプ場ーー
北沢志保
「竈の火力が中々上がらない。どうすれば上手く上がるのかしら?」
北上麗花
「呼ばれた様な気がしたから来ちゃった♪私が来たからもう大丈夫だよ」
北沢志保
「誰なんですかあなたは!」
北上麗花
「私?私は未来から来た高性能アンドロイド、レイカ0517」
北上麗花
「ぷっぷかプリンって呼んでもいいよ」
北沢志保
「……レイカさんは何が目的なんですか?」
北上麗花
「竈の火力が上がらなくて困ってる、そんなあなたを助けに来ました〜♪」
北沢志保
「見ず知らずの人に助けてもらう訳には……」
北上麗花
「でも今のままなら、物凄く時間かかっちゃうよ?私なら直ぐに火力上げられます」
北上麗花
「先ずは試してみない?」
北沢志保
「そこまで言うのなら……よろしくお願いします」
北上麗花
「この竹筒でふあふあ、ふ〜!」
北沢志保
「火力が安定して…凄い!ありがとうございますレイカさん。助かりました」
北上麗花
ーーまた1人、悩める少女を助けた。アンドロイドレイカの人助けはまだ終わらないーー
矢吹可奈
ーー同日 キャンプ場ーー
矢吹可奈
「秋刀魚中々焼けない。お腹空いた〜。早く焼けないかな」
北上麗花
「中々魚が焼けなくて困ってる人発見」
北上麗花
「天が呼ぶ。地が呼ぶ。秋刀魚を焼けと私を呼ぶ!」
北上麗花
「私が来たからもう大丈夫だよ」
矢吹可奈
「レイカさん。お久しぶりです」
北上麗花
「秋刀魚をびびっと焼いちゃいます。出力全開!」
北上麗花
「ふあふあ、ふーーーー!」
矢吹可奈
「火力上がって秋刀魚が焼けて…焼けて……」
矢吹可奈
「黒焦げになっちゃった」
北上麗花
ーーまた1人、少女の悩みを解決(?)した高性能アンドロイドレイカーー
北上麗花
ーー次はあなたの処に行くのかも知れないーー
(台詞数: 50)