北沢志保
…静香?もう寝た?
北沢志保
静香『んん…(カサッ)』
北沢志保
静香?…寝てる…よね?
北沢志保
私…素直じゃないから…面と向かって言えなくて…
北沢志保
ずっと言いたかったことがあるの…その、
北沢志保
ありがとう…
北沢志保
えへへ…寝てる時に言ってもしょうがないわよね…
北沢志保
でも…これが私の精一杯
北沢志保
…養成所から事務所に入って…私の方が少しだけ早かったわね…
北沢志保
身の丈に合わない実力を求めて焦るあなたを見て…よくイライラしていたわ…
北沢志保
今から思えば…嫉妬していたのかも知れないわね
北沢志保
あなたは…私以上に誠実に、まっすぐにアイドルを目指していたもの…
北沢志保
…知らないうちに自分と重ねてしまっていたのかも
北沢志保
そのあとPSLでユニットを組むことになって…
北沢志保
………
北沢志保
色々あったわよね…本当…
北沢志保
自分のイライラをあなたにぶつけてるなんてしょっちゅう…なんであなたがリーダーなのって…でも
北沢志保
静香は全部受け止めてくれたわよね…時には口論にもなったけど…
北沢志保
最後はあなたが笑顔でこう言うの…
北沢志保
『一緒に頑張りましょう』って…
北沢志保
頬を染めて…強い眼差しでまっすぐに私を見て…だから私もその思いに応えたかった…
北沢志保
次第に…静香が何を思っているのか…考えているのか…自分と似ているからかしら?分かってきて…
北沢志保
私だけじゃない…リーダーとして、いえ、アイドルとして星梨花や麗花さんの事も考えていて…
北沢志保
あ、もちろん茜さんもね
北沢志保
だからリーダーは私じゃ無かったんだな、って…
北沢志保
静香はみんなの事も自分と同じくらい見てる…私には出来ないなって
北沢志保
同時に…気付いたの
北沢志保
………
北沢志保
私だけを見て欲しいって
北沢志保
それからは頑張ったわ。心配だから見られるんじゃなくて、私を見たいって思われるように
北沢志保
だから頑張れた。今も頑張れてるのは…あなたがいるから…
北沢志保
だから…
北沢志保
ありがとう…
北沢志保
お休みなさい…静香…
北沢志保
静香『………』
北沢志保
それからもうひとつ…
北沢志保
あなたの事が…好きです
北沢志保
好きです
北沢志保
好き…
北沢志保
静香『私も…』
北沢志保
!?
北沢志保
静香『志保の事…好きだよ』
北沢志保
………
北沢志保
うん…
北沢志保
静香『手…握っても良い?』
北沢志保
うん…
北沢志保
静香『私もね…志保といるとここが…ドキドキが止まらないの』
北沢志保
あら、奇遇ね…私もよ?
北沢志保
静香『ふふふ…』
北沢志保
ふふふ…
(台詞数: 50)