北沢志保
【私達の単独ライブが終わってから半年が経ちましたが可奈の声は未だに戻る気配がありません。】
北沢志保
【ですが私達はあの事件以来険悪なムードになるどころか、むしろ前よりも仲が良くなりました。】
北沢志保
【というのも可奈が私のことをずっと信じてくれてるおかげでしょうか?】
北沢志保
【私はというと前までは自分の責任を感じて可奈のそばにいたという意識が強かったのですが…】
北沢志保
【今はそんな責任とは関係なく暇があれば可奈のそばにいるようになりました。】
北沢志保
【そして、そんな可奈はというと今では立派はバックダンサーとして私と一緒に行動しています。】
北沢志保
【今では可奈のキレキレなダンスに惹かれるファンの人もいるみたいです。】
北沢志保
【そんな私達二人ですが、今日は久しぶりのオフで一緒にお出かけしています。】
北沢志保
ねぇ可奈。このぬいぐるみ可愛いと思わない?
矢吹可奈
………♪
北沢志保
そうね、じゃあこの子を買おうかな♪
矢吹可奈
………♪
北沢志保
この服、可奈にぴったりじゃないかな?
矢吹可奈
………。
北沢志保
私!?私は似合わないわよ!?
矢吹可奈
(にやぁ)志保「ちょ…似合わないったら…そんなに押さないで…」
矢吹可奈
……♪
北沢志保
【前より仲がよくなったのはいいのですが…可奈のイタズラの回数が昔より増えた気がします。】
北沢志保
【私が怒らくなったからってちょっとやり過ぎな気もしますが…】
北沢志保
ここのクレープ美味しいわね。
矢吹可奈
………♪(もぐもぐ)
北沢志保
……ねぇ可奈?
矢吹可奈
………?
北沢志保
あの……私と一緒にいて無理…してないかしら?
矢吹可奈
………。
北沢志保
もし私に気を使ってるならもう大丈夫だから…可奈の好きに行動しても…(あれ?私何を言って…)
矢吹可奈
(ばん!!)
北沢志保
可奈?
矢吹可奈
(スッ)『ちょっとお手洗い行ってくる!』
北沢志保
あ…うん。
北沢志保
はぁ…私、何言ってるんだろう…
北沢志保
可奈にあんなこと言ったら前みたいに…(カポ)きゃっ!
矢吹可奈
(にやぁ)カメラを構える
北沢志保
可奈!何するの!(猫耳を付けられた)
矢吹可奈
(パシャパシャパシャ)志保:ちょ…やめて…可奈…
北沢志保
(パシャパシャパシャ)やめて…やめてって言ってるでしょ!!!
北沢志保
はっ!私…つい…
矢吹可奈
『やっと怒ってくれたね。』
北沢志保
えっ?
矢吹可奈
『志保ちゃんあの時から私に気を使ってるのかわからないけど怒ってくれないから心配したんだよ』
矢吹可奈
『だから怒らせようとイタズラしてたのに志保ちゃん怒るどころか私の心配ばかりするんだもん。』
北沢志保
【そう書いた紙を見せると可奈は私に笑いかけてくれました。】
北沢志保
ぷっ、あははは…。
北沢志保
【何を心配してたんだろう。私達親友じゃない。遠慮してたのは私の方じゃない。】
矢吹可奈
『やっぱり怒ってる志保ちゃんも志保ちゃんらしくていいよ。』
北沢志保
ちょっと可奈。それってどういう意味かしら!ふふっ♪
北沢志保
【そうだよね。遠慮なんていらないよね。私達…信じあってるんだから…】
北沢志保
(ピリリリ)あ、プロデューサーさんから電話だ…もしもし。
北沢志保
P「志保か?オフの日にごめんな。大事な話があるんだが一度事務所に寄ってくれないか?」
北沢志保
P「可奈にも連絡頼むわ、それじゃ」(プツ)大事な話ってなんだろう…?
(台詞数: 50)