
矢吹可奈
はれっ!?上着裏表逆に着てた~!!うう、恥ずかし~。

矢吹可奈
すれ違う人達が私をよく見てると思って、アイドルとして有名になれたと思ったのに…

北沢志保
………。

矢吹可奈
嬉し可奈~♪と思いきやドジっ子可奈~……はぁ。

北沢志保
(ゴソゴソ)

北沢志保
どうしたの可奈。元気ないみたいだけど。

矢吹可奈
あ、志保ちゃん。私、上着を裏返したままここに来ちゃって…

矢吹可奈
あ、志保ちゃん。私、上着を裏返したままここに来ちゃって…あれ?志保ちゃん、上着裏表逆だよ?

北沢志保
そうよ。知らないの?上着を裏表逆にして着るのが今の流行なのよ。

矢吹可奈
ええ~?初耳だよ~?

北沢志保
アイドルが流行最先端のファッションをしてるのにそれを知らないでどうするの。

北沢志保
私は知ってるから即流行に乗ったんだし。

北沢志保
きっと可奈を見てた人は流行に敏感なんだって感心してたのよ。だから気を落とさないで。

矢吹可奈
そっか!志保ちゃんがそう言うならそうなんだね!可奈は無自覚ファッションリーダー~♪

北沢志保
【次の日】

矢吹可奈
おはようございま~す♪今日も良い天気~♪アイドル日和~♪

二階堂千鶴
おはようございます。…可奈、上着が裏表逆ですわよ。

矢吹可奈
千鶴さん、これは流行のファッションなんですよ!道行く人々が注目する最先端の格好なんです!

二階堂千鶴
な、なんですって…!セレブたるわたくしがそのような流行を知らずにいたなんて!!

二階堂千鶴
早速実行ですわ!上着を裏表逆にするだけのお手軽ファッション、乗らない訳にはいきませんわ!!

矢吹可奈
【次の日】

矢吹可奈
P『おはようございます。…千鶴さん、上着が裏表逆ですよ』

二階堂千鶴
プロデューサー、これは最先端の流行ファッションなのです。ご存じありませんの?

二階堂千鶴
『マジですか。聞いた事が無いですね…』

二階堂千鶴
セレブたるもの、常に最先端の流行を追わなくてはなりません。貴方も流行を意識してはいかが?

二階堂千鶴
『確かにそうですね。アイドルをプロデュースする立場として、流行に疎いようではいけないなぁ』

矢吹可奈
【次の日】

矢吹可奈
『おはようございます。おっ、志保。見てくれ俺の格好!流行に乗ってみたんだけど、どう?』

北沢志保
そんな流行聞いた事ありませんね。ちゃんと着て下さい。

北沢志保
『あれ~?千鶴さんが言ってたから間違いないと思ってたのにな…』
(台詞数: 30)