Stratosphere:13
BGM
絵本
脚本家
concentration
投稿日時
2016-04-05 04:35:31

脚本家コメント
前回から半年空けていきなり回想シーンですかそうですか。もうどうしようもないクズですねほんとスミマセン。いつかは完結させる事を夢見て、ひっそりと続けます。
Suzanne Vega 「99.9゜F」

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北沢志保
………□
北沢志保
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北沢志保
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北沢志保
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北沢志保
Completed. Restart□
二階堂千鶴
「志保?どうして此処に居りますの?まさか独りで?」
北沢志保
「北沢のおじさまにつれてきてもらったの……」
二階堂千鶴
「ああもう北沢先生ときたら……此処は子供の遊び場ではありませんのに。」
横山奈緒
「あれ、志保ちゃんやないの。どないしたん?」
横山奈緒
「ははーん、さてはさみしーて千鶴お姉ちゃんに会いに来たんやな?」
北沢志保
「……………」(コクン)
二階堂千鶴
「………仕方ありませんわね。丁度一段落付いた所ですし、お茶にいたしましょうか。」
横山奈緒
「さんせ~。今日のお茶請け当番は茜やろ?て事は勿論アレや。」
横山奈緒
「志保ちゃん、私とプリン半分こしよな。」
北沢志保
「えへ、ありがと……。奈緒ちゃん優しいから、好き。」
横山奈緒
「うひゃー、これはタマラン!これには逆らえへん!」
二階堂千鶴
「全く、皆して志保を甘やかし過ぎですわよ。もう小学校に上がるのですから……」
横山奈緒
「………そっか、あれからもう五年か。」
北沢志保
「?」
二階堂千鶴
「……そうですわね。この子の成長を見る他は、季節が過ぎるのも忘れがちですから。」
横山奈緒
「せやな、時間が無限ちうのも善し悪しやな。」
北沢志保
「……………?」
二階堂千鶴
「さ、それではお茶を淹れましょうか。貴音さんが良い茶葉を持って来て下さったのですよ。」
横山奈緒
「はん、お茶っ葉なんぞ持って来る暇あったら、資金繰りの方をもちっと何とかして欲しいわ。」
二階堂千鶴
「それは仕方の無い事ですわ。表に出ない様に調達して下さるだけでも有り難い事ですわ。」
横山奈緒
「まあ、ちづるん一人で動かせる金額も限度あるさかいな……。」
北沢志保
「……………」
北沢志保
「……ねえさま達のおしごとは、みんなにはないしょなの?」
横山奈緒
「あ、いや、内緒ちうか、まあ、大っぴらにするのはちと憚られるちうか……」
北沢志保
「……わるい事してるから、ないしょなの?」
二階堂千鶴
「……………」
二階堂千鶴
「志保、私達には疚しい事などひとつも有りませんわよ。」
二階堂千鶴
「ただ、皆が少々吃驚して、文句を言ったり邪魔をしたりが煩わしいので、公には出来ませんが。」
北沢志保
「いじわるする人がいるの?」
横山奈緒
「せやな、フツーに考えたら世の中全部敵に廻す様なもんやしな。」
北沢志保
「………じゃあどうして、そんなおしごとするの?」
二階堂千鶴
「志保、やがて貴方にも貴方の信念が生まれている事でしょう。」
二階堂千鶴
「その時、決してそこから逃げてはいけません。信念、即ち己自身からは、決して……。」
北沢志保
「……………」
北沢志保
「うん、志保、ぜったいに逃げないよ。」
北沢志保
「志保はねえさまや奈緒ちゃんたちみたいに、つよくなるから。」
北沢志保
……………□
北沢志保
Rewrite completed. System open□

(台詞数: 43)