追憶のクリスマス
BGM
Melody in scape
脚本家
海鞘♪
投稿日時
2015-12-25 22:34:45

脚本家コメント
クリスマスの夜に間に合ったぁ〜!
プロデューサーと志保との越えることの出来ない、年齢の壁を表現してみました。

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高木社長
ー事務所ー P)さて…ピヨさんも帰ったようだし…
高木社長
P)いつものイタリア屋でマルゲリータでも食べて帰るかな…
高木社長
P「この業界に片手で数えられる年数勤め出してから…」
高木社長
P「クリスマスをこれといって、特別に思うことは無くなった…」
高木社長
P「所属する子達がクライアントの依頼のクリスマスイベント仕事を受けて…」
高木社長
P「それを私に嬉しそうに報告する笑顔を見るのが恒例行事になったことだろうか…」
北沢志保
プロデューサーさん…お疲れ様です。
高木社長
P「業務を終えて事務所を閉めようとしたところで、いつものあの顔が私を覗き込んだ。」
高木社長
P)どうした志保、忘れものか?
高木社長
P「20分程前だろうか…他の子と同じように仕事の報告をして、彼女が帰ったのは…」
北沢志保
あの…えっと。
高木社長
P「志保は私に話辛そうに…重々と口を開く…」
北沢志保
えっと…もし今夜、ご予定がないのでしたら…ウチのクリスマスパーティーに来ませんか?
高木社長
P「私に今夜予定が入っていると思っているのであろうか…」
高木社長
P「志保は私に対して、期待と不安の入り混じる表情を投げかける。」
高木社長
P)いいのかい?私の様な部外者がその輪に入っても…
北沢志保
部外者なんかじゃないです!
高木社長
P)お…ぉ…
北沢志保
志保)すみません… P)いいよ、私も言い過ぎた。
北沢志保
私もですが…弟がプロデューサーさんに来て欲しいようで、出来ればでいいんです……
高木社長
P)なんだ、そういうことか…いいよ行こうか? 志保)いいんですか?
高木社長
P)いいんだ…ピザを食べて帰ること位しか考えてなかったから。
北沢志保
まぁっ、上手い冗談ですね?
高木社長
P)…そういうことにしておくか。
北沢志保
えっ……
高木社長
P)さあ、早く行こうか…
高木社長
ー街頭ー P)ところでおみやげは何がいいかな?
北沢志保
はい、コレ…
高木社長
P)お菓子ブーツか、懐かしいな…幾らかな?
北沢志保
いいんですよ…来ていただくんですから。
高木社長
P)そうか…そうだな。志保にすぐ「貸し」を返せばいいんだからな。
北沢志保
ふふっ…じゃあ送迎お願いしちゃおっかなぁ〜♪
高木社長
P)……。
北沢志保
志保)どう…したんです…? P)…んえ?
北沢志保
なみだ……。
高木社長
P)んんっ…あっ、あぁ…夜風が沁みたかな…さっ、志保行こうか。
北沢志保
志保)プロデューサー… P)んっ?…わふっ…志保、寒くないのか?
北沢志保
その大きいマフラー貸してあげます…
北沢志保
今の私ではプロデューサーの持ってる「モノ」包みきれないから…///
北沢志保
その代わりに…「ギュッ」…こうしていれば、今の時期は普通ですよね?///
高木社長
P)コラコラ…「そういう私の言葉を無視するかのように志保は私の腕に恋人の様にしがみ付く…
高木社長
P「まっ…偶にはこういうのもいいのかもしれない。」
北沢志保
P)そういえば、志保… 志保)はい?
北沢志保
P)最近、身長伸びたか? 志保)えぇ、やっぱりですかぁ。未来にも言われたんですよぉ…
高木社長
P)身長の合う恋人に探さなきゃな?
北沢志保
ちょっと、プロデューサー…それセクハラですよぉ〜♪
高木社長
P「……まったく。」
高木社長
P「…偶にはではなくて、こんな言い合いを演ってのける恋人を見つけたいものだ……」

(台詞数: 48)