北沢志保
P)お疲れ様…志保。
北沢志保
P「私が出迎えた志保は、先ほどより少し気落ちした様子だった…」
北沢志保
…プロデューサー…さん。
北沢志保
P)おうおう…抱きつく相手を間違えるなよ?
北沢志保
…ううん…今はいいの……。
北沢志保
少し、このままで居させて下さい…
北沢志保
P)……「お父さん」には面会出来たのか?
北沢志保
…。
北沢志保
P)そうか……お母さんは大丈夫なのか?
北沢志保
…母は「立ち会った」そうですが、途中で倒れてしまって…。
北沢志保
P)……だろうな、身内のことだからな。
北沢志保
P)さて、これからどうする…色々と大変だろ?
北沢志保
そうですね…でも、葬儀とかそちらのことは父方の祖父の方でしてくれるらしいので…
北沢志保
P)そこは隣県かい?
北沢志保
ええ…母が落ち着くまで、弟は暫くそちらで御厄介に成るそうです。
北沢志保
P)志保もお祖父さんのとこに行くのかい?
北沢志保
私は…仕事と学校がありますから、こちらに残ります。
北沢志保
P)独りで家に?
北沢志保
そっ、そう…ですね。そうなりますね……
北沢志保
P)志保、実はな…
北沢志保
P)遠方から来てる子用にウチの事務所の寮があるんだがそこに入らないか?
北沢志保
寮…ですか。
北沢志保
P)事務所に近いし、そこからなら学校への通学も不便は無いだろう。
北沢志保
寮には、他に何方か入られているのですか?
北沢志保
P)最近、ウチにきた我那覇響さんがいるね…賑やかだけど……
北沢志保
賑やか?
北沢志保
P)そう…賑やか…(苦笑)
北沢志保
お喋り好きな方なんですね?
北沢志保
P)そっ、そうだな…ははっ。
北沢志保
…そうですね。そちらに少し居候させていただきます。
北沢志保
P)よかった…
北沢志保
なんです?
北沢志保
P)また「私は大丈夫ですから…」とか言われなくて。
北沢志保
ちょっ、ちょっと私そんなですかぁ〜(クスクス)
北沢志保
P)よかった、ようやく何時もの顔が出来るようになったね。
北沢志保
…ありがとう、プロデューサーさん。
北沢志保
P)ん?私、何かしたかな?
北沢志保
いいえ…
北沢志保
P)では、志保が寮に入ることを説明したいから御親戚に紹介してもらえるかな?
北沢志保
はい、では…こちらです。
北沢志保
P)志保は、ようやく持ち直した面持ちで私を紹介してくれた。
(台詞数: 41)