北上麗花
おーい志保ちゃーん!こっちこっちー!
北沢志保
はぁっ…はぁっ…
北上麗花
あれ、なんで志保ちゃん息切れしてるの?
北沢志保
麗花、さんが…いきなり…全力疾走するから……っ、はぁ…
北上麗花
あれ、そうだっけ?ごめんごめん
北沢志保
……はぁ、全く
北上麗花
それよりほら、ここ!
北沢志保
……へぇ、こんなところにお店があったんだ
北上麗花
さ、早速中に入りましょ〜
北沢志保
(…いい雰囲気、お店の中、ケーキの甘い匂いが体を包んでるみたいで、なんだかふわふわする)
北沢志保
インテリアも素敵ですね、変に気取ってないっていうか
北上麗花
今日のオススメなにかな〜?イチゴがのってたらいいな〜
北沢志保
聞いてないし…
北上麗花
あっ、私これにしよっと!志保ちゃんはもう決めた?
北沢志保
いえ、まだです
北上麗花
あ、それじゃあ食べて欲しいものがあるんだけど、いい?
北沢志保
構いませんけど、なんですか?
北上麗花
なーいしょっ、すいませーん
北沢志保
(……この人と一緒だと振り回されてばっかりだ)
北沢志保
(初めて会った時は頼りになるお姉さんって感じだったのに…人は見かけによらないっていうか)
北沢志保
(………この人の場合、中身を知ってしまうと、性格通りの中身かもしれないけど)
北上麗花
あ、猫
北沢志保
!(ばっ
北沢志保
………いないじゃないですか
北上麗花
えへへ
北沢志保
えへへじゃないです
北上麗花
志保ちゃん、なんだか難しいこと考えてそうだったから
北上麗花
今くらいは考えなくてもいいようにって
北沢志保
……いえ、まぁ
北上麗花
あ、もしかしてホントに大事なこと考えてたかなぁ?
北沢志保
い、いえ、そこまでのことじゃ…
北沢志保
……ただ、麗花さんってどういう人なんだろうって
北上麗花
え、志保ちゃんそんなに私のこと…
北沢志保
ええ、まぁ
北沢志保
今回の企画はデュエットですし、互いのことをもっとよく知らないと合わせられないと思って
北上麗花
志保ちゃんかた〜い…
北沢志保
当たり前じゃないですか、仕事なんですから
北上麗花
えー、もっと楽しくしようよ
北上麗花
それに今はお出かけしてるだけなんだし、息抜きだと思った方がゆっくりできるよ?
北上麗花
どんなものが好きなのかなーとか、なにが嫌いかとか、なにが得意でなにが苦手かとか
北上麗花
そういうのって、ふとした時に見つけられると思うけどなぁ
北沢志保
………そういうものでしょうか
北上麗花
うん!
北上麗花
あ、ケーキきたみたいだよ
北沢志保
……これ、私の好きなケーキ
北上麗花
あ、当たり?よかった
北沢志保
知ってたんですか?
北上麗花
なんとなーくだけど。すごいね、私エスパーだ!びびびってきちゃった!
北上麗花
ほら、早く食べよう?ここのケーキすっごく美味しいんだ!
北沢志保
(…本当にこの人は)
(台詞数: 50)