矢吹可奈
はぁ〜、学園祭楽しかったなぁ
北沢志保
そう、良かったわね
矢吹可奈
うっ、素っ気ないなぁ。そんなんじゃ、某○KBのコみたいに塩対応って、言われちゃうよ?
北沢志保
これが私の通常営業よ。塩対応だの味噌対応だの、どうぞお好きに呼んでください
矢吹可奈
んもうっ、志保ちゃんのいけずぅ
北沢志保
ところで可奈、クラス展示でまたやらかしたそうじゃない?
矢吹可奈
うっ、もう志保ちゃんにまで伝わってるの・・・うん、そうなんだよね
北沢志保
はぁ、まったくアンタってコは。そんなんじゃ、某○KBのコみたいにポンコツって言われるわよ
矢吹可奈
うっ、まさか、志保ちゃんに○るるネタつながりで切り返されると思わなかったよぉ
北沢志保
ライバルの動向を把握するのはプロとして当然のことよ。ところでアンタ今回は何やったのよ?
矢吹可奈
「今回は」とか私がしょっちゅう何かやらかしてるみたいで心外だけど……
北沢志保
事実でしょ……ってか、早く話しなさいよ
矢吹可奈
あっ、うん。そうそう、私たちのクラスの展示は模擬店で、純喫茶をやったの
矢吹可奈
あっ、純喫茶って言っても、純ちゃんっていうメイドさんがいる喫茶店のことじゃないからね
北沢志保
アンタ、殴るわよ?
矢吹可奈
じょっ、ジョークだよぉ。もう志保ちゃん怖いよぉ。でね、私は厨房で調理をする担当だったの
矢吹可奈
で、注文されたカフェラテを作って、ウェイトレスのコに出してもらったの。そしたら……
矢吹可奈
そのコが血相変えて、厨房に飛び込んできて言ったの。
矢吹可奈
「可奈!アンタ、カフェラテに何入れたのよ⁉︎」って。
北沢志保
………………
矢吹可奈
私は答えたの。「えっ、普通に砂糖を大さじ2杯入れただけだよ?」
矢吹可奈
そしたらそのコ、「お客さんがカフェラテがしょっぱいって言ってるのよ!」って
矢吹可奈
はれっ⁉︎そのとき、私は気付きました……砂糖と塩を間違えて入れたことに
北沢志保
………………
矢吹可奈
しっ、志保ちゃん、何か言ってよぉ〜。
北沢志保
…………呆れて言葉も出て来ないのよ。はぁ〜、まったくアンタってコは……。
矢吹可奈
これが本当の「塩対応」……なんちって(笑)
北沢志保
ゴッ!(志保が可奈の頭をグーで殴った音)
矢吹可奈
はれっ!痛いよ、志保ちゃん!どうして殴るの⁉︎
北沢志保
カッとなってやった。特に深い理由はない
矢吹可奈
そんな理由で、思い切り殴らないでよぉ〜!
北沢志保
後悔はしていない
矢吹可奈
ちょっとは後悔しようよ〜!(泣)
(台詞数: 33)