北沢志保
今日は休日。可奈と一緒の休日。叫ばないけど叫びたいこの言葉
北沢志保
可奈と一緒の休日…キターーーッ‼
北沢志保
可奈と一緒の休日になる様、プロデューサーに頼んだのは3ヶ月前
北沢志保
可奈と一緒に過ごす休日を楽しみにして頑張った仕事と学校とレッスンの日々
北沢志保
可奈と一緒に過ごす休日が在れば…どんな事だって頑張れる
北沢志保
テレビ番組で小学生メイド姿を晒すなんて私には些細な事よ
北沢志保
人々が忙しなく行き交う駅前で可奈を待つ
北沢志保
逸る気持ちを抑えきれず、待ち合わせ時間より3時間も早く来たのは失敗みたいね
北沢志保
可奈と逢ったら何から喋ろうか考えている私の姿は、端から見れば幸せそうに見えるでしょうね
北沢志保
可奈の事を考えている時は口元が緩んでいるから
北沢志保
「志保ちゃん」と呼んでいる可奈の声にはっ、とする
矢吹可奈
「志保ちゃん早〜い。待ち合わせ時間より30分早く来たのに志保ちゃんより遅かった」
北沢志保
腕時計をみて驚嘆する。可奈の事を考えていたらいつの間にか時間が過ぎていた
北沢志保
可奈ったら罪な女ね。私から時間を奪うなんて…//
矢吹可奈
「志保ちゃん何時から待ってたの?教えて」
北沢志保
2時間半前からよ、と正直に答える気はなく少しだけ…可奈に嘘をつく
北沢志保
可奈には嘘をつきたく無かったけど…仕方ないよね
北沢志保
「可奈より少し前。5分前からよ」
北沢志保
短く答え、ボロが出ない様にする。今は可奈との休日を楽しみたいから
北沢志保
妙案が浮かぶ。人混みに紛れても可奈と繋がる手段を。今日の私冴えてる
北沢志保
「可奈。道は混雑してるわ。はぐれない様に手を繋ぎましょう」
北沢志保
可奈は目をぱちぱちさせてる。仕草も可愛いんだから//
北沢志保
今なら出来る、練習した必殺技
北沢志保
「可奈…駄目ぇ?」
矢吹可奈
志保ちゃんから手を繋ぎましょう、と言われた事よりも
矢吹可奈
少し屈み、上目遣いで少し甘える声の駄目ぇ?に私の脳細胞はやられたらしい
矢吹可奈
志保ちゃん可愛いんだからもう…//
矢吹可奈
行動で返答する。志保ちゃんの右手を握り、体温を味わう
矢吹可奈
志保ちゃんの体温って私より少しだけ冷たいんだね
北沢志保
可奈に握られた右手から可奈の体温を私の中に染み込む様存分に味わう
北沢志保
何時迄も手を繋いでいられる、そんな気がしていたのは秘密
矢吹可奈
「志保ちゃん、何処に行こっか?」
北沢志保
可奈と一緒なら何処迄も…という言葉を飲み込み、努めて素っ気ない言葉で返す
北沢志保
「ウインドショッピングとかどうかしら?予算の関係もあるけど色々みて回れるし…」
北沢志保
「駄目、かな?」
矢吹可奈
志保ちゃんからの提案に「うん」と頷く。不安な表情の志保ちゃんも可愛いんだから…//
矢吹可奈
「ウインドショッピングの後は欲しいDVDあるからCDショップに行こ?」
北沢志保
「ええ、いいわ」と返事をした時、可奈と目が逢う
北沢志保
瞬間好きだと叫びたかったのも秘密
北沢志保
可奈のせいで私の心は乱れっ放しね。責任取って貰おうかしら
北沢志保
可奈と手を繋いで休日を過ごすという今回の目的を達成出来たのは嬉しい
北沢志保
可奈との時間は私にとってプライスレスよ
矢吹可奈
友達でも手を繋ぐのは普通だよね、と心の中で言い訳してるのは
矢吹可奈
ドキドキしている私の気持ちを隠しているから
矢吹可奈
それを志保ちゃんに知られるのは恥ずかしいから
北沢志保
もしも可奈が受け入れてくれるなら伝えたい、溢れるこの想い
北沢志保
可奈、私は貴女に夢中なのだから
(台詞数: 47)