Stratosphere:09
BGM
フローズン・ワード
脚本家
concentration
投稿日時
2015-07-23 04:02:55

脚本家コメント
ほぼ一月ぶり………か。
第四話 【万物の源なる水】

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福田のり子
「ハーイお待たせー!官給の引っ越し蕎麦、只今到着~♪」
福田のり子
「……ってうわ!何この有り様!!馬場とアンドレの60分一本勝負でも有ったの!?」
横山奈緒
「あー、お帰りー。かるーい運動で丁度ハラペコやねん。お蕎麦いただこか」
福田のり子
「いや、その為に持ってきたんだけどさ、何?あんた達また喧嘩したの?」
北沢志保
「お疲れ様です、福田二尉」
北沢志保
「って、何故のり子さんまで……」
福田のり子
「えー、何故ってそりゃ、引っ越して来たからだよ。岩国から百里まで通えないし」
北沢志保
「それは……、ウチの航空隊に配属されたって事ですか?」
福田のり子
「そーだよ。隊長から聞いてないの?」
北沢志保
【そういえば、デブリーフィングでそんな事を言っていた様な気もする……】
北沢志保
「じゃ、じゃあひょっとして奈緒さんも?」
横山奈緒
「ホンマに知らんかったんか。何しとるんや風花さんは……」
横山奈緒
「ま、そーゆー事や。爆破テロで人員不足になった百里の航空隊の補充て事やな」
横山奈緒
「因みに隊長は私、副長がのり子、下っ端隊員がアンタとまこりんやで」
北沢志保
「成程、異議を申し立てます」
横山奈緒
「うん、せやろなー……って、そんなワガママ通るかーい!」
北沢志保
「だって、かえるに勝てない人が隊長なんてあり得ません」
横山奈緒
「はーん?せやったらアンタ等はアイツに勝てるゆーんか?」
北沢志保
「一応、サタンくらいは倒せますよ」
福田のり子
「あ、あたしはマスクドなんとかさんにも勝てるよ」
横山奈緒
「………………」
横山奈緒
「さ、のびない内にお蕎麦いただこか~」
福田のり子
(不安だ……)
北沢志保
(不安だ………)
横山奈緒
「ネギぎょうさん切ったってやー」
福田のり子
「え?まだ足りないの?めんつゆがネギで埋まっちゃってるよ!?」
横山奈緒
「このくらい入れたらな、配給のネギなんてピリとも言わへんねん。ほら、もっとよそってや」
北沢志保
(味覚滅壊……)
北沢志保
「そ、そういえば、合同作戦、そろそろ開始してるんですかね?」
横山奈緒
「あー、国連主導の連合部隊での、テロリストの拠点攻撃か?」
福田のり子
「そっか、そろそろ作戦終了しててもおかしくないね」
北沢志保
《塔》を執拗に攻撃するテロリストの拠点が、北氷洋上に発見され
北沢志保
それを潰滅すべく、国連加盟の主要国による、合同作戦が行われている。
北沢志保
だが、我々は基地施設と補給物資を供与するだけで、一切の戦力派遣を行っていない。
福田のり子
「でもさ、ウチから一機も参戦しないてのは実際どうなの?」
横山奈緒
「そら仕方ないやろ、国連事業ゆーても【攻撃】に直接参画する訳にはいかんしな」
北沢志保
「燃料弾薬の供与だけでも充分アレですけどね。まあ今更ですけど」
北沢志保
「【防衛の為の要撃】と【国連加盟国の作戦行動の支援】は一応可決してる訳ですから」
福田のり子
「そうなんだけどねー。逆にさ、今までさんざ要撃に駆り出されて、今回は設備物資振る舞って」
福田のり子
「オイシイ所だけどうぞ、って感じじゃない?」
横山奈緒
「アホか、前線に出なくてもかめへんゆうんやから、それでええやないの」
北沢志保
「まあ、【防衛】の建前だけは破る訳にはいかないでしょう」
福田のり子
「建前建前。ホント今更だっつーの」(テルテルテルテル)
福田のり子
「ん?電話……って、基地から!?」
福田のり子
「ハイ福田二尉です、ハイ、ハイ………」
福田のり子
「……………了解しました。福田、横山、北沢、至急基地に向かいます。(ピ)」
北沢志保
「緊急出頭?まさか……」
福田のり子
「ああ、合同攻撃部隊、……………壊滅的損害を受けて、撤退してきたってさ」
横山奈緒
「…………………………。」

(台詞数: 49)