巡り来るのは望みしものか……
BGM
プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)
脚本家
海鞘♪
投稿日時
2015-07-05 22:54:01

脚本家コメント
季節がらのドラマということで……久しぶりのドラマです。
恵美「あーあ、お熱いことぉ〜♪」
貴音「貴方様…私というものが居りながら……」
琴葉「ワタシノ、ドラマハ何処へ……」
美希「ウミミ……またハニーに抗議しに行くの!」
海美「怒WWW」
e.t.c. e.t.c……
海鞘P「私の体調不良って…↑これも一因してるかな……」

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北沢志保
「今日の私の仕事が都内から離れた場所で収録が行われるというので…」
北沢志保
「気を利かせたプロデューサーさんが、収録場所まで車を出してくれました。」
北沢志保
「でも…せっかくのプロデューサーさんの休みの日が潰れてしまって、少し悪い気が……」
北沢志保
「でも、現場へ向かう途中の車内では……」
北沢志保
「イヤな空気が漂うでもなく……」
北沢志保
「…助手席から見るプロデューサーさんの顔は…」
北沢志保
「いつもと変わらないように見えました……」
北沢志保
P)そう言えば…今日は、1日掛りになるんだよな?
北沢志保
はい…夕景も含めた収録になるとかで……
北沢志保
スミマセン……本当に…お休みでは、無くなってしまいますね……。
北沢志保
P)いいの、いいの♪…大人にそんな気を遣うな?
北沢志保
P)志保の成長を現場で間近で観る機会なんて、そうそうないからな?
北沢志保
ふふっ…なんだか、お父さんみたいに聞こえますよ?
北沢志保
P)なんだかなぁ……。
北沢志保
P)それじゃあ、挨拶に行ってくるから…ん?一緒に来るか?
北沢志保
はい…たまには、いいですよね?
北沢志保
「昼から始まった収録は……ありがちにも、長引いてしまい……」
北沢志保
「収録が終わる頃には、とっぷりと夜が更けて居ました。」
北沢志保
P)やっぱり、車を出して正解だったなぁ……
北沢志保
「夜…暗い車内で……」
北沢志保
「行き過ぐ、街灯の灯り越しに見るプロデューサーさんの顔は…」
北沢志保
「昼間に見るそれとは違い…」
北沢志保
「どこか…もの哀しそうに見えました……」
北沢志保
「私は…そんなプロデューサーさんの顔を見るのが、少し辛くなって…」
北沢志保
あの…プロデューサーさん……。
北沢志保
P)あぁ……すまん。お手洗いかな?
北沢志保
……すみません。
北沢志保
「…訊いてみたかったけど……喉の奥で言葉が詰まる……」
北沢志保
「もう一度、問いかけて見ようとすると…」
北沢志保
「数分もしないうちに、件の場所に着いてしまった。」
北沢志保
P)はい…お待たせ。慌てなくていいからな?私も休憩するから。
北沢志保
あっ…あの……。
北沢志保
P)ん?どうした?
北沢志保
いっ…いえ……行ってきます……。
北沢志保
「数分後…車に戻ろうとすると、側に彼は居らず…」
北沢志保
「海を望む崖の欄干の側で、遠くを眺めている様子でした……」
北沢志保
「私もそちらを見ると…この時季には珍しく、天の川銀河が綺麗に見えました。」
北沢志保
「しばらく、私も天の川に見惚れていると……」
北沢志保
P)ん?…ああ、見てたのか…私を。
北沢志保
はい…なんか、話し掛けてはいけないような気がして……プロデューサーさん……
北沢志保
私が……
北沢志保
私が……プロデューサーさんの織姫になりましょうか?
北沢志保
P)……それくらい、遠い関係だよな……だとすると…。
北沢志保
そうでしょうか……
北沢志保
「私は…彼傍に寄り、彼の組む腕に、そっと手を廻しました……」
北沢志保
P)……たとえ、遠くとも…
北沢志保
P)……みんなの夢…
北沢志保
P)…叶えてくれるな?
北沢志保
はい……
北沢志保
プロデューサーさんのも……きっと……///

(台詞数: 50)