北沢志保
我が家には勝手に住み着いた食っちゃ寝してるだけで何の役にも立たない駄神のお稲荷さまがいます
矢吹可奈
志保ちゃん、いろいろ酷いよ!
北沢志保
事実でしょ。それにしてもこの冒頭のセリフ飽きたわ。
矢吹可奈
その割には内容がだんだんと酷くなってるけどね。
北沢志保
しかしお腹が空いたわね。
矢吹可奈
もうお昼だからね。
北沢志保
ねえ、お稲荷さま。キツネ鍋って知ってる?
矢吹可奈
確かお揚げが入っているお鍋だよね。
北沢志保
でも狸鍋は狸の肉を使ってるのよね。
矢吹可奈
臭いがキツイらしいけどね。アナグマ肉を使ったのも狸鍋っていうけどこっちは美味らしいよ。
北沢志保
なら狐肉を使ったキツネ鍋があってもいいんじゃない?
矢吹可奈
…大きな声じゃ言えないけど狐肉も臭いそうだよ…
北沢志保
あらそうなの?少し残念だわ。
北沢志保
……
矢吹可奈
で何でこっち見るの‼︎志保ちゃん‼︎
北沢志保
…でも狐肉と言っても神様だし…もしかしたら…
矢吹可奈
志保ちゃん‼︎怖いこと言わないでよ‼︎
北沢志保
そして毛皮は襟巻きに……
矢吹可奈
志保ちゃーーん‼︎
北沢志保
冗談よ。
矢吹可奈
冗談に聞こえないよ…
北沢志保
でもお昼の前に少し体を動かしたいわね。
矢吹可奈
うんうん、体を動かした方がご飯が美味しいよね。
矢吹可奈
で何がしたいの?
北沢志保
それはね。
北沢志保
き
北沢志保
き・つ
北沢志保
き・つ・ね
北沢志保
き・つ・ね・が
北沢志保
き・つ・ね・が・り
矢吹可奈
志保ちゃーーーーん‼︎‼︎‼︎
(台詞数: 31)