百瀬莉緒
ーーー765島地下 アルヴィス ロビー
百瀬莉緒
・・・お父様が戦死なされたそうですね。
百瀬莉緒
真壁司令代行の作戦、どう思われましたか?
矢吹可奈
・・・・・。
矢吹可奈
あの時は・・・あれが最良の選択だったと思います。
百瀬莉緒
・・・本当に?
矢吹可奈
・・・莉緒さんは、これからどうするんですか?
矢吹可奈
まだ・・・ここにいる気ですか?
百瀬莉緒
では、敵の解析が残っていますので失礼します。
矢吹可奈
・・・・・・・・ふんっ。
北沢志保
ーーー765島、志保宅
北沢志保
はあ・・・まだ違和感を感じる・・・。
矢吹可奈
・・・・・。
北沢志保
え・・・可奈?
矢吹可奈
ーーー765島、海岸
矢吹可奈
あれに乗った気分はどうだった?
北沢志保
・・・別に。
矢吹可奈
驚いたでしょ?島の人達がこんなことをしていたなんて。
北沢志保
・・・別に。
矢吹可奈
・・・じゃあ、日本がもう存在しないってことは?
北沢志保
え!?日本が!?
矢吹可奈
29年も前の話。
北沢志保
東京は?大阪は!?
矢吹可奈
とうの昔に消えたよ。・・・その前に、765島の方が先に地図の上から消えたけどね。
北沢志保
・・・。
矢吹可奈
信じられない?こんなものが、現実にあるのに。
矢吹可奈
ーーー可奈が指を指した先には、防衛時に展開したミサイルランチャーがあった
矢吹可奈
これが本当の姿だったの。昨日までは・・・・
矢吹可奈
この島だけが楽園だったの。
北沢志保
ーーー急に、島からサイレンが鳴り響く
北沢志保
?
北沢志保
ーーーすると、展開していたミサイルランチャーが格納され、完全に隠れてしまった
北沢志保
ーーー他の防衛機構も同様に隠され、普段の島の姿に戻った
北沢志保
!
矢吹可奈
奴らはまた来るよ。
北沢志保
え・・・?
矢吹可奈
一緒に・・・戦ってくれるね?志保ちゃん。
北沢志保
ーーー志保宅
北沢志保
ただいま。
百瀬莉緒
真壁:おう。・・・今日はもう帰ってこないかと思った。
北沢志保
帰らないわけないでしょ?ここは私の家なんだから。
北沢志保
それに、私がいなかったら誰がご飯作るの?
百瀬莉緒
真壁:父さんだって、飯は作ったことあるぞ!
北沢志保
結婚する前の話でしょ?
百瀬莉緒
真壁:どけ!今日は俺が作る!
北沢志保
ーーー数十分後
北沢志保
・・・いただきます。
百瀬莉緒
真壁:どうだ?美味いだろう?
北沢志保
このお米・・・研いでないでしょ!?
百瀬莉緒
・・・え?
(台詞数: 50)