SW・EP2⑭ー1 戦線:765小隊
BGM
ライアー・ルージュ
脚本家
不明
投稿日時
2014-11-07 12:40:37

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北沢志保
――そこッ!!
矢吹可奈
…マカボちゃん、どう?
真壁瑞希
……命中。ですが軽傷ですね。建物に引き返して行きます。傷の手当てを行うものと推測。
北沢志保
仕留め損ねたか…。
矢吹可奈
ううん、これでいいんだよ。相手を牽制して時間を稼ぐのが私たちの役割だもん。
矢吹可奈
過剰に傷付けたり、殺す必要なんてない。軍曹たちが敵のリーダーを捕らえたらそれで終わりだから
北沢志保
……そう、ですね。
矢吹可奈
…ごめんね、2人に任せきりにしちゃって。
北沢志保
気にしないでください。適材適所、というやつです。隊長は銃が使えないんですし。
矢吹可奈
つ、使えないわけじゃないよ?ただちょっと引き金が引けないだけっていうか…。
北沢志保
同じことです。いいからおとなしくしていてください。あまり前に出られると迷惑なので。
矢吹可奈
はぁ〜い…。
真壁瑞希
……分析完了。足音や銃撃音等から、戦線に残ったのは我々だけのようです。
矢吹可奈
全滅……ってこと?
真壁瑞希
いえ、後退しただけのようです。無線を傍受したところ、負傷者は多数出ていますが死者はゼロです
矢吹可奈
そっか…よかった。
北沢志保
まあ、我々以外の姿が見当たらないことから撤退したのだと思ってはいましたが…。
北沢志保
まさか嫌がらせで最後尾に配置した私たちが最前線まで出てくるなんて、あの女も予想外でしょうね
矢吹可奈
あはは…。でもまあ、おかげでこうして役割は果たせてるわけだしいいんじゃないかな?
北沢志保
どうですかね。そう多くない敵を相手に部隊はほぼ全滅。結局は無駄に負傷者を増やしただけ。
北沢志保
始めから我々を効果的な位置に配置しておけば、被害はずっと少なくて済んだものを…。
矢吹可奈
タカネさんが言ってた通り、みんな疲れ切ってた様子だったよね。…それに。
真壁瑞希
…明らかに、一般人が混じっていましたね。それも、昨日今日訓練を受けたばかりの。
北沢志保
志願兵にしてもお粗末すぎる。物資を運ばせたりとか、他に役割はいくらでもあったでしょうに…!
真壁瑞希
それだけ人材不足なのか、強制的に徴兵されたのかは定かではありませんが…。
真壁瑞希
一般人の投入によって連携が遅れ、敵に付け入る隙を与えてしまった…ということなのでしょう。
矢吹可奈
こっちが想定してたより相手側の装備が整ってた…っていうのも大きいよね。
北沢志保
トリニティといい、巨体なスポンサーがいるとしか思えませんね。だとしても何のために…?
真壁瑞希
…分析のし過ぎで、頭がパンクしそうです。知恵熱が出ます。…ショートしちゃう、かも。
矢吹可奈
過ぎたことやわからないことを考えてても始まらないね。今は、できることを精一杯やろう!
北沢志保
…そうですね。急襲部隊の制圧が完了したら、敵のリーダー格に洗いざらい吐いてもらいましょうか
北沢志保
幸い敵はそう多くありません。私が敵を牽制、マカボさんは戦況分析と威嚇、隊長は流れ弾の処理を
矢吹可奈
う、うん。あんまり無茶しないでね!
真壁瑞希
では、もうしばらく。…ふぁい、おー。

(台詞数: 34)