北沢志保
プロデューサーさん、剣道をやっていたそうですね。
北沢志保
P『ああ、とは言ってもほんのちょっとだけど…』
北沢志保
私と試合をして下さい。…役作りの為です。剣道少女の役を貰ったので。
北沢志保
『そういう事か、感心感心。俺で良ければ喜んで協力するよ』
北沢志保
ありがとうございます。では竹刀をどうぞ。…始めましょうか。ルールは知っていますので。
北沢志保
『ちょっと待て、防具ないんだけど、俺も志保も』
北沢志保
…え?必要ないでしょう、ちょっと痛いくらいなら我慢できますし…
北沢志保
『だめだめ、竹刀というか竹を舐めちゃいかん。竹はアスファルトを貫通して生えるらしいからな』
北沢志保
『竹刀は当たるとほんっとうに痛いぞ!試しに俺に打ってみろ、軽く力を入れてもいいぞ』
北沢志保
はぁ…では遠慮なく…
北沢志保
せぇい!!!!(バチーン!!!)
北沢志保
『あぃいっだあぁあああぁぁぁぁい!!!痛い痛い痛い!!!腰が腰が!!』
北沢志保
だっ大丈夫ですか!?そんなに痛いんですか…演技にしてもプロデューサーさんは演技下手そうだし
北沢志保
『ガチで痛い。この痛み、もう一回味わってもいいが志保にはさせたくない…』
北沢志保
よくわかりました。防具は重要なんですね。
北沢志保
『必要ないのはスポーツチャンバラって奴になるからな。んじゃあ始めようか』
北沢志保
その前に、賭けをしませんか?勝った方が負けた方の言う事を一つだけ聞く、と。
北沢志保
この方がプロデューサーさんも真剣に取り組んでくれると思うのですが、どうですか?
北沢志保
『ほう…いいぞ、手加減はしないぞ(段こそ持っていないが経験者の俺が有利。もらったな!)』
北沢志保
~そして決着~
北沢志保
『とどめだ志保!面っ…ぐっ、こ、腰が…!!こんな時に痛みが…!』
北沢志保
今だ!めぇんっ!!!(バチーン!)
北沢志保
『くっ…志保に竹刀の痛みを教えなければ…俺が勝っていたのに…』
北沢志保
残念でしたね。では早速ですが……私とこの後…デ、デートして下さい!!
北沢志保
『で、デート?嬉しい申し出だが…すまん、無理だ』
北沢志保
どうしてですかっ!勝ったのは私ですよ!?
北沢志保
『お互い汗臭いままデートしても良いならいいけど…』
北沢志保
あ、汗…そういえば道着や防具からも汗の臭いが……
北沢志保
『…俺が剣道を辞めた理由だ…………夏場は面をつけると牢獄に入れられた気分だった』
北沢志保
『だから…ゴメンな…俺は志保とデートが出来ない………今日は』
北沢志保
そんな……勝負には勝ったのに…汗に負けるなんて………汗なんて…剣道なんて…
北沢志保
『おーい志保ー?今日はなー』
北沢志保
剣道なんて大嫌いです!!この役を演じたらもう二度と剣道少女なんてやりませんっ!
北沢志保
ありがとうございましたっ!!失礼しますっ!汗なんてっ…だいっきらい…!!!
北沢志保
『おーーーーーーーい……「今日は」つったろうがー!!…全く…』
(台詞数: 35)