北沢志保
・・・可奈ったら、お花見行こう、って私を誘っておいて自分が遅刻するなんて、有り得ないわ。
北沢志保
しかもお花見の場所も間違えてたし・・・芸能人ならしっかり下見しておくものよね。
北沢志保
あと30分くらいかかるって言うし・・・ひとりで桜見てても楽しくないじゃない、もうっ。
北沢志保
はぁ・・・せっかくお弁当も作ってきたのに。早く来ないかな、可奈・・・。
北沢志保
あっ、違う!今のは可奈の真似とかじゃなくて・・・って、ひとりで何言ってるの私・・・。
舞浜歩
ヘイ!クールガール!キミの悩み聞かせてもらったよ!
北沢志保
えっ?だ、誰・・・!?
舞浜歩
私は桜の妖精のアユムさ!どうだい?妖精だなんて驚いたかい?クールガール!
北沢志保
・・・桜の木に登って何やってるんですか、歩さん。
舞浜歩
オゥ!まさかの切り返し!歩って誰だい?私は桜の妖精だよ!
舞浜歩
ほら、髪の色だって綺麗な桜色だろ?こうやってポーズとれば妖精っぽいだろ?
北沢志保
いや髪色は確かにそうですけど、私には木に登って遊んでる先輩にしか見えませんけど・・・。
舞浜歩
私は桜の妖精アユム。桜の木の下で憂い顔をしているガールの元へ現れるのさ!
北沢志保
話切りやがったなこいつ。
舞浜歩
フフ~ン、キミは何かに悩んでいるんだね。オッケー!その悩みを解消してあげよう!
北沢志保
な、悩みなんて別に無いですけど・・・(まさか、可奈を呼んでくれるとか?)
舞浜歩
大丈夫!君が可奈の真似をしてダジャレを言った事は、誰も聞いてないよ!
北沢志保
違います!可奈の韻踏みはダジャレなんかじゃありません!
舞浜歩
オゥ、突っ込む所はそこかい。お前聞いてるじゃん!とかじゃないのかい。
北沢志保
とにかく、悩みを解消してくれるなら今すぐ可奈をここに連れてきてください!
舞浜歩
順応力高いなクールガール・・・わかった、キミの親友を呼べば良いんだな?
北沢志保
はい。私の「大」親友・・・いや「愛」親友の可奈をお願いします。
舞浜歩
もはや隠す気ゼロだよ。だがオッケー、遠い場所にいる人を呼び寄せるのは妖精なら簡単さ。
舞浜歩
でも、私一人よりかは彼女の力を借りた方が早いな。ふふ、私と同じ妖精の力をね。
舞浜歩
カモン!木の葉の妖精、レディ・コノミ!
馬場このみ
はぁ~い!このセクシーな妖精が
北沢志保
あ、わかってたんで巻きでお願いします。
馬場このみ
ちょっと!私の扱いひどくない!?
北沢志保
あ、可奈から電話・・・もしもし?可奈今どこに・・・着いた?ずいぶん早かったわね。
馬場このみ
ちょっと、私の力使う前に可奈ちゃん着いちゃってるじゃない!
馬場このみ
っていうか何でさっきから妖精側がツッコミなのよ!どう考えても私達がボケる側じゃない!
舞浜歩
まぁまぁレディ・コノミ、落ち着いて・・・。あと誰か木から下ろして・・・。
北沢志保
わかったわ。じゃあ私が今からそっちに行く・・・可奈はもう動かなくていいわ。
北沢志保
遅れた罰として・・・今日は夜まで付き合ってもらうからね。じゃあ今から行くから。
北沢志保
・・・というわけで歩さん、このみさん、私は失礼します。タッタッタッ
舞浜歩
・・・・・・。
馬場このみ
・・・・・・。
馬場このみ
も~やってられないわ!飲も飲も!せっかくの桜だし、アユムちゃんも飲も!
舞浜歩
いや、私まだ19なので無理っす。
馬場このみ
妖精に歳あるんか~い!
(台詞数: 40)