北沢志保
ここは、とある岬の喫茶店…
北沢志保
元々の店主は、私の父でしたが…
北沢志保
私が幼い頃に突然居なくなってしまいました。
北沢志保
ですが私の母は、この店を引き継ごうとしませんでした。
北沢志保
しばらく、取り残されたこの店を芸能に出だしたのをきっかけに私が引き継ぐコトにしました。
北沢志保
初めて、この店を使おうとした頃は潮風と風雨で傷み放題…
北沢志保
でも、元々の造りがしっかりしていたのですぐに使うことができた。
北沢志保
今日はお店がお店らしく、お客様をお迎えすることができる最初の日。
北沢志保
誰も来る人はいないのだけど、どうしても…っていう子が一人ご来店予定です…
矢吹可奈
カラ、カラ〜ン「ヤッホー、志保ちゃ〜ん……」
北沢志保
「いらっしゃいませ。カウンターと窓際…どちらにいたします?」
矢吹可奈
「…あぅ、え〜と……」
北沢志保
「如何なさいました?」
矢吹可奈
「…えっと…やっぱり帰ります……」
北沢志保
「…可奈?どうしたの?」
矢吹可奈
「あの……いつもの志保ちゃんじゃ…無いなあ…って。私だと論外…かなぁって…」
北沢志保
「何を言っているの?いつもの様に私を楽しませようとその衣装を着て来たのでしょう?」
矢吹可奈
「えっ……うん。」
北沢志保
「可奈は、それでイイのよ。」
矢吹可奈
「…志保ちゃん。」
北沢志保
「さっ、掛けて。開店はしたけど、出せるのはコーヒーと紅茶に…」
北沢志保
「それから、カフェオレとミルクティーだけしか無いけどね。」
矢吹可奈
「たくさん、メニューがあるじゃない。そうだ、クッキー焼いて来たんだ♪一緒にたべよ。」
北沢志保
まったく可奈は…「そうね、お客様は他に来ないだろうし、お付き合いしましょう。」
北沢志保
カラ、カラ〜ン。「あら、プロデューサー…仕事をサボってご来店ですか?」
矢吹可奈
「しっ、志保ちゃん…」
北沢志保
「コーヒーと紅茶にカフェオレとミルクティーがありますがどれにします?」
北沢志保
「カフェオレですね?掛けてお待ち下さい、すぐ出来ますので…」
矢吹可奈
あっ、あれ?志保ちゃんと一緒のはずが…プロデューサーと一緒の席に……
北沢志保
「お待ちどう様でした。…カフェオレとサービスのクッキーです。」
矢吹可奈
あ…、志保ちゃんって、プロデューサーの前だと…こう成るんだ…
北沢志保
お味はいかがですか?
(台詞数: 32)