車内にて
BGM
ライアー・ルージュ
脚本家
Besucher
投稿日時
2014-08-09 03:44:11

脚本家コメント
志保は告白とかするんでしょうかね?
わかりにくいですが、その返事を読んでいるところです。

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北沢志保
「初めに言っておきたい。この手紙は、君にとってはつらい内容になるだろう。」
北沢志保
「私は、君の切なる願いに応えることはない。今も、これからも。」
北沢志保
「先日、車の中で君が私への想いを語った時のことを書こう。」
北沢志保
……。
北沢志保
「私がただ単に君の才能を愛でていることを、女として利用させて欲しい、勘違いさせて欲しいと」
北沢志保
「そう告げられた時ですら、私は君の早熟ぶりを、そして…」
北沢志保
「最初からそれを君の商品価値として見込んでいた自分を、誇らしいとすら思ってしまっていた。」
北沢志保
「苦悩と空虚に磨き出されてさらに輝く君という逸材を、ずっと見ていたいと、今も率直に思う。」
北沢志保
「勘違いしていたいと願った君を、なお利用しようとしている。ここにいるのはそういう男だ。」
北沢志保
「さて、そろそろ、月並みな言葉でこの手紙を締めくくるとしよう。」
北沢志保
「君の幸せはこんなところにはない。もっと君に相応しい相手がいつかきっと現れる。」
北沢志保
「その時まで、どうかステージで輝き続けてくれたまえ。」
北沢志保
と。……ふぅ。
北沢志保
さすが、相手にもされませんでしたね。
北沢志保
社長ったら。
北沢志保
………。
北沢志保
真面目?そうですね。ここまで言い切ってくださるのは。
北沢志保
あの。
北沢志保
私が、父に対する感情を整理できなくて、こういうことをしてるって、自分でも解っています。
北沢志保
尊敬と、信頼と、畏れと、それから…甘え。あと、恨みも、かな。
北沢志保
辞めませんよ……アイドル。事務所も辞めません。
北沢志保
あ、こんなことで私に付き合ってくださって、ありがとうございます。
北沢志保
それで、
北沢志保
とりあえずスピードあげてもらえますか?
北沢志保
私、まだまだ遠くまで行かなきゃいけないみたいなんで。

(台詞数: 25)