ミリマス昔話『ももたろう』
BGM
Legend Girls!!
脚本家
azuu
投稿日時
2014-04-03 00:41:41

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北沢志保
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
北沢志保
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
北沢志保
おばあさんが洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。
北沢志保
大きな桃を家に持ち帰り割ってみると、なんと中から元気な赤ん坊が出てきました。
北沢志保
「あら元気な赤ん坊ですねぇ、桃から産まれたまんまるな子ですから子豚郎と名付けましょう~」
北沢志保
「それよりこの桃を腐らせずに食べきる方が重要ですよ!わっほ~い!腕がなります!」
北沢志保
桃太郎と名付けられた赤ん坊は、おじいさんの激盛り料理を食べてスクスクと成長しました。
北沢志保
毎日あれだけ食べても体型を維持し続けられたのはほとんど奇跡みたいなものです。
北沢志保
そんなある日、おばあさんが桃太郎に言いました。
北沢志保
「子豚郎、街で鬼が悪さをしているそうですから懲らしめてきてください。」
北沢志保
「わかったよおばあさん、オレちょっと行ってくる!!」
北沢志保
「この白球と金棒を持って行きなさい、きっと子豚郎の役に立つでしょう~」
北沢志保
「お弁当もたっぷり作ったから持って行ってよね!」
北沢志保
こうして桃太郎は野球道具とおじいさん特製十五段重弁当を持って旅立つこととなりました。
北沢志保
「子豚郎?街で人の名前を何度も間違えるような無礼はダメですよ。もししたら…お仕置きです…」
北沢志保
「??…わかったよおばあさん、気をつけるよ。」
北沢志保
もも…子豚郎が街を目指して歩いていると、猿と雉と犬に出会いました。
北沢志保
「一緒に野球やろーぜ!」
北沢志保
子豚郎が声をかけると三匹は口々に言いました。
北沢志保
「あの…子豚郎様、猿様、犬様、私の四人だけでは野球は出来ないと思うのですが…」
北沢志保
「大丈夫だよ!この猿ちゃんはなんと通常のオトモの18匹分くらいの可愛さがあるから!」
北沢志保
「とにかく、勝負していぬ達に勝てたらこぶたろうをおやぶんとして認めてやるぞ!」
北沢志保
こうして子豚郎と三匹の一打席勝負×3が始まりました。
北沢志保
しかし、子豚郎の伸びのあるストレートとキレのある変化球に三匹はタジタジです。
北沢志保
おばあさんは人を導くことにおいては超一流でしたが、それは野球も例外ではありませんでした。
北沢志保
三者三振に打ち取られた猿雉犬は、子豚郎のこぶんとしてオトモすることになりました。
北沢志保
体を動かした後は食事です。野球で打ち解けた一同はおじいさん特製のお弁当を一緒に食べました。
北沢志保
食事をしながら子豚郎は、スポーツを通じて他者と分かり合うことの大切さに思いを馳せました。
北沢志保
もしかしたら、野球で鬼とも友達になれるかもしれない…そんなことを考えました。
北沢志保
お弁当を食べ終えた子豚郎達は街に向かいました。オトモの三匹は食べ過ぎで若干グッタリです。
北沢志保
街に着くと、おばあさんが言っていた通り三匹の鬼が暴れまわっておりました。
北沢志保
「夏まで待てなんて納得できねぇ!俺達のパフォーマンスを見れば分かってもらえるはずだ!」
北沢志保
「お姉さん達、次は僕のアクロバットも見てよね!」
北沢志保
「チャオ☆いつも応援ありがとう!俺達が頑張れるのはエンジェルちゃん達のおかげだよ!」
北沢志保
鬼達が歌と踊りで暴れまわるせいで女性ファンが集まりすぎ、街は大混乱です。
北沢志保
子豚郎はなんかもう正直帰ろうかと思いましたが、おばあさんに何を言われるかわかりません。
北沢志保
しぶしぶ鬼達に声をかけました。
北沢志保
「おーい鬼ヶ島!一緒に野球やろーぜ!」
北沢志保
「……初対面で名前を間違えられずに呼ばれたのは初めてだ。あんた何者だ?」
北沢志保
…その後なんやかやあって三者三振に打ち取った子豚郎は鬼達に言いました。
北沢志保
「迷惑だからとにかく夏まで待て。ちゃんと態勢を整えてからリスタートした方が良いと思うぜ。」
北沢志保
「すまねぇ、あんたのお陰で目が覚めたよ。サービス再開に向けて1からレッスンし直すぜ。」
北沢志保
こうして街に平穏が戻りました。
北沢志保
その後、子豚郎は超大型ルーキーとしてプロ入りし大活躍しました。
北沢志保
そしておばあさんが出版した子育て本は大ヒットし、その年のベストセラーを記録したのでした。
北沢志保
めでたしめでたし。
北沢志保
……
北沢志保
(良い話だなぁ)

(台詞数: 48)