周防桃子
季節はもうすっかり暑くなりそうな時期。今日の初めてのおつかいは桃子ちゃん。
周防桃子
彼女はいつも一緒のお姉ちゃんが大好き!でも、最近はお姉ちゃんは学校で忙しくて桃子ちゃんと
周防桃子
遊んでくれず、ちょっと不機嫌気味…「いつも帰って来るのが遅いもん」でも、彼女はお姉ちゃんが
周防桃子
忙しくて帰って来れないのをちゃんと理解しています。時期が来たら、またたくさん遊べるよね。
如月千早
「それじゃあ、行ってきます」お姉ちゃんが学校に行きました。今日は実は文化祭なのです。
豊川風花
「実はそれで遊べなかったのよ」とお母さんが教えてくれました。桃子ちゃんは自分の事が
周防桃子
嫌われたんじゃないと知って一安心。「よかった!」桃子ちゃんはホッとしました。それじゃあ
周防桃子
文化祭が終わったらまた遊べるね!桃子ちゃんはそう言って部屋にご機嫌に戻ると…
周防桃子
…
周防桃子
あるものを発見しました。「…まーたお姉ちゃん、こんな胡散臭いバストアップの本買ってる」
周防桃子
「それよりも、ファッションの本とかもっと買えばいいのに…」そっとしといてあげてください。
豊川風花
「あら?あの娘ったら大事な楽譜忘れちゃってるわ」お母さんは机の上にある楽譜に気づきました。
豊川風花
これがなければ、きっとお姉ちゃんが困ります。さあ、大変です。
周防桃子
「…ママ、桃子が持って行くよ」おお!桃子ちゃんが立候補しました!
豊川風花
「本当に?大丈夫?」お母さんは心配ですが、桃子ちゃんは大好きなお姉ちゃん絡みだと
周防桃子
絶対に譲りません。お母さんは心配ですが、桃子ちゃんに任せる事にしました。
豊川風花
「それじゃあ、ついでに、駅前のお店で予約していた本も取りに行ってくれない?それとこの…」
周防桃子
「うん!わかった!」さあ桃子ちゃんのおつかいは知らず知らずの内に雪だるま式に膨れます
周防桃子
それではここで桃子ちゃんのお使いのおさらいです。
周防桃子
まずは駅前の本屋さんで予約していた漫画を取りに行きます。映画の特典もついてくる、貴重な漫画
周防桃子
お母さんは「予約していた第3巻特装版」と言えば良いと教えてくれました。その後には
周防桃子
レンタルビデオ屋さんで皆で借りたビデオを返しに行くこと。そして最後はお姉ちゃんに楽譜です。
豊川風花
「ちゃんと駅も覚えてね」お母さんは桃子ちゃんを玄関で見送ります。
周防桃子
さあ!おつかいスタートです!桃子ちゃんは無事お姉ちゃんに楽譜を届けられるでしょうか!
周防桃子
初めてのおつかい!765プロ大冒険SP、はじまりはじまりー!!
周防桃子
…
周防桃子
「………」
豊川風花
いきなり後ろにいるカメラマンの気配に気づいたみたい。
周防桃子
「…誰もいないよね?」
周防桃子
この子、ちょっと強敵かもしれません。
(台詞数: 30)