ジュリア
あ、暑い…。
舞浜歩
そうだな…。
永吉昴
なんだなんだ二人とも、これくらいの暑さで音を上げるなんて、だらしねぇな!
舞浜歩
昴は相変わらず元気だな…。
永吉昴
ま、まぁな。野球やってたから、多少は慣れてるからな。
ジュリア
声、震えてんぞ?
永吉昴
だーっ!わかったよ!野球やっててもな、暑いものは暑いんだよ!
ジュリア
大声だすなよ、暑苦しい…。
舞浜歩
しかし、まだ6月とはいえ、この暑さは応えるな。
永吉昴
もう暑いのはどうしようもないんだからさ、とりあえず早く行こうぜ。
舞浜歩
昴、悪いんだけど、どっかで少し休んでいかないか?
ジュリア
ああ、あたしも歩に賛成だ。近くの店で、昼飯ついでに休んでこう。
永吉昴
ぁあ!?なんでだよ!まだ昼前じゃねぇか!?
舞浜歩
いや、さすがにこの暑さでバテそうだ、頼むよ昴…。
ジュリア
こっちはお前と体のつくりが違うんだよ、このバカ。
永吉昴
あ、てめぇ、オレのこと「バカ」って言ったか!?
ジュリア
あ?言ってねぇよ、この暑さで耳までイかれたか、このバカ。
永吉昴
今また「バカ」っつったろ!
舞浜歩
二人とも、暑さでイライラするのは分かるけどさ、少し落ち着こうな?
ジュリア
わ、分かったよ歩、暑さでどうかしてたよ…。
ジュリア
昴(バカ)も悪かったな。
永吉昴
てめぇ、「昴」と書いて「バカ」って読むんじゃねぇっ!
ジュリア
人のセリフ見てんじゃねえよ!
舞浜歩
何わけわかんないことしてんだよ!二人とも!
舞浜歩
ジュリアもいちいち噛みつくなよな!
舞浜歩
一旦、どこかで休んで頭冷やそう!昴もそれでいいよな!?
永吉昴
お、おう、わかったよ…。
ジュリア
はぁ…誰かのせいで余計な体力使ったからな…。
永吉昴
なんだよ、オレのせいかよ!
舞浜歩
だから落ち着けって!!
舞浜歩
えっと、近くに何か店は……
舞浜歩
えっと、近くに何か店は……お、あったあった!
舞浜歩
〈中華料理 佐竹厨房〉
永吉昴
…た、確か、今日は美奈子もオフだったよな…?
ジュリア
……やめとくか。
舞浜歩
そうだな……。
永吉昴
……ジュリア、その……さっきは悪かったな。
ジュリア
ん?ああ、あたしもどうかしてたよ、すまん……。
舞浜歩
(何故だかわからないけど、とりあえずは落ち着いたな…。)
(台詞数: 39)