百瀬莉緒
来たわね、デストラオン。言っとくけど今日はやられっぱなしじゃないわよ。
百瀬莉緒
オールグリーン。出撃よひなたちゃん、思いっきりやっちゃいなさい!
百瀬莉緒
…
百瀬莉緒
…ひなたちゃん?
木下ひなた
ほ、ほんとにこんなカッコで人前に出なきゃなんねえのかい?
百瀬莉緒
今更何言い出すのよ、防御力高くて動きやすいパワードスーツだって説明したじゃない。
木下ひなた
だ、だってよ。これお尻の形が丸分かりだし、それにその、胸んとこが…
百瀬莉緒
仕方ないでしょ、下着までは巨大化出来ないの。だからニプレス着けろって言ったのに。
木下ひなた
あ、あったら恥ずかしいモン着けんのは無理だべ。
百瀬莉緒
もう。とにかく次の出撃までには何とかするから。今回だけはガマンなさい、いいわね?
木下ひなた
わ、分かったよぉ…
百瀬莉緒
たく。私だって好きで女の子をノーブラノーパンで人(?)前に出すわけじゃないわよ。
百瀬莉緒
…こら、オペレーターに整備兵!何ワクワクした目で見てんの、後ろ向いてなさい!
木下ひなた
うう、スースーするべさ…ん?
木下ひなた
いたべ、ネクスト。デストラオンさんだよぉ!
百瀬莉緒
よっし。いい、焦らずにね?大丈夫、訓練の通りにやれば必ず勝てるはずだから。
木下ひなた
分かってるよ。よぉし怪獣さん、悪さはそこまでだべ。このあたしが相手してやっかんね…
木下ひなた
ん、何だって?ネクスト、この怪獣さん話が出来るみたいだべ。
百瀬莉緒
悪党の戯言なんて無視しなさい、喋ってるうちに攻撃よ。
木下ひなた
そりゃちょっとあんまりじゃないかねえ…ん?
木下ひなた
え、ええっ!?い、いやいきなりそんな事言われても困るべさ…
百瀬莉緒
どうしたの急に?
木下ひなた
どど、どうしよネクスト。なんかあたし、告白されてるみてぇだべ。
百瀬莉緒
……は?
木下ひなた
キミみてぇな可愛い娘っこ初めて見たって。そんな、あたし田舎もんだし…
百瀬莉緒
お、落ち着いてひなたちゃん。相手は怪獣よ?敵の罠かもしれないじゃない。
木下ひなた
そ、そっか。危うく騙されちまうとこだったね。よーし、そんな悪い事考えるヤツは…え?
木下ひなた
ええっ!?ほ、ほんとかいそれ。ほんとにそうしてくれるならまあ…ネクスト?
百瀬莉緒
何?
木下ひなた
怪獣さんがね。「キミとは戦いたくないから引き上げる」だって。良かったねえ。
木下ひなた
でもその代わり付き合ってくれって。ど、どうしたらいいんだべ?
百瀬莉緒
……
百瀬莉緒
ジャイアントレディー!出動よ、あの不埒な怪獣を粉々に粉砕してきなさい!
木下ひなた
ね、ネクスト!?
百瀬莉緒
…ん?ちょっとジャイアントレディー、出撃だってば。ほら、あのナンパ怪獣よ。
馬場このみ
お断りします。若い子の恋路を邪魔するほど私は野暮じゃありません。
木下ひなた
こ、恋路だなんて。あたしは何もそんなつもりねえべさ。
馬場このみ
いいじゃない、そうして見るとあなた達けっこうお似合いよ、まずはお友達から始めてみたら?
百瀬莉緒
ち、ちょっと!?こら、許さないからね。これ以上部隊にリア充を増やしてたまるもんですか…
馬場このみ
はいはい、大人は口出さないの。ほら、あとは若い2人に任せて年寄りは退散するわよ。
百瀬莉緒
こら、離せ!うう、まさかひなたちゃんにまで先を越されるだなんて。あんまりだわ…
馬場このみ
元気出しなさいって。あなたにも必ずいい人見つかるから。ね?
木下ひなた
えっと、その。よろしくお願いするべ。じ、じゃあまずはお友達からって事でもいいかい…?
(台詞数: 43)