木下ひなた
………
福田のり子
あれ?ひなた、どうしたの?浮かない顔だけど…
木下ひなた
あ、のり子さん…
福田のり子
アタシじゃ頼りないかもしれないけどさ、相談に乗るくらいはできるよ?
木下ひなた
……あのね…最近学校でね…
福田のり子
ーーー……そっかぁ…確かにあの映画は中学生には怖かったかもね…
福田のり子
けど大丈夫だって!ひなたが優しい子なのはみんなも分かってるって!
木下ひなた
うん……
福田のり子
うーん……
福田のり子
「失望したよ…」
木下ひなた
の、のり子さん…?
福田のり子
「アタシの目も曇っちまったみたいだね、あんたはでかいことをしてくれると思ったけど…」
福田のり子
「結局は、ただの腑抜けだったわけだ」
木下ひなた
……!
木下ひなた
「のり子さんに言われるほどとは、あたしもダメだねぇ…」
木下ひなた
「けど安心していいよぉ、まだまだのり子さんには働いてもらうからねぇ?」
福田のり子
「その目その目…!私はその目に惚れ込んだんだ!」
福田のり子
元気…出た?
木下ひなた
うん、ありがとねぇ
福田のり子
アタシはさ、こうやって発破かけるしかできないけど、ひなたはそうやって笑ってるのが一番だよ!
福田のり子
まぁ映画みたいな笑顔だとダメかもだけど…
木下ひなた
うぅ…あんな笑顔普段はやらないよぉ!
福田のり子
あははっ!それもそうだよね!
木下ひなた
…うん!のり子さん、明日からまた頑張るねぇ!
福田のり子
よしっ!その笑顔なら大丈夫!アタシが保証する!
木下ひなた
そ、そうだろうか…
福田のり子
大丈夫だって!そのひなたの優しい笑顔ならみんな分かってくれるよ!
木下ひなた
そっか…うん、のり子さん…ありがとねぇ!
(台詞数: 28)