フィクサー
BGM
赤い世界が消える頃
脚本家
ちゃん@春の日
投稿日時
2016-10-20 22:21:30

脚本家コメント
『あなたを不思議な世界へ誘う物語がここにある』
次『http://imas.greeーapps.net/app/index.php/short_story/info/uid/800000000000051360/seq/477』
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木下ひなた
あたしはフィクサー!
木下ひなた
この世の歪みをあるべき方向に正す者。
木下ひなた
導くことは決してない。
木下ひなた
ただ正すだけ。
木下ひなた
それがあたしの役目。
木下ひなた
けれどあたしはこの世界には存在してはいけない者。
木下ひなた
あたしこそが世界の歪みなのか…
木下ひなた
それとも既にその枠組みからは逸脱している存在なのかね…
木下ひなた
考えれば考えるほど深みにはまっていくのがわかる…
木下ひなた
でも、あの人たちは、あたしの神はこう言った。
木下ひなた
あたしは特別な存在だって…
木下ひなた
その肯定こそが、あたしがここにいる理由になるのかねぇ…
木下ひなた
考え方を変えれば、あたしは世界の一部で…
木下ひなた
あたしこそがこの世界になる。
木下ひなた
世界の意思はあたしの意思で…
木下ひなた
だからこそ、歪みを正すことができるんだ。
木下ひなた
その歪みを正すためなら、なんでもやる。
木下ひなた
それがあたしの正義だから…
木下ひなた
義務だから…
木下ひなた
あたしは今日も赴く。
木下ひなた
歪みがある場所へ…
木下ひなた
それがあたしの役目だと盲信して…
木下ひなた
誰かを壊しにいくだろう…
木下ひなた
それが世界の決定だと鵜呑みにして…
木下ひなた
あたしは何かを正しにいくんだ。
木下ひなた
「さてと、そろそろ行こうかねぇ…」

(台詞数: 26)