木下ひなた
ふぅ…
豊川風花
ひなたちゃん、大丈夫?
木下ひなた
あ、風花さん…うん、大丈夫だよぉ
木下ひなた
お嬢様って大変なんだねぇ、あたし普通の人でよかったよ
豊川風花
そうね、こうして今まで体験したことないことを体験してみると、その人の苦労がわかるかも…
木下ひなた
すごいねぇ、伊織お嬢さんや星梨花ちゃん、千鶴お嬢さん…
豊川風花
あ、あははは…
木下ひなた
……うん?
豊川風花
どうしたの?
木下ひなた
なんだかいいにおいがする…(くんくん
豊川風花
……私は煙の匂いしかしないけど…
木下ひなた
こっちかなぁ?
豊川風花
あっ、待ってひなたちゃん!
木下ひなた
ふんふん…
豊川風花
こんな特技があったんだ…
木下ひなた
……おや?
宮尾美也
あれ、お二人とも、どうかしましたか〜?
木下ひなた
美也さん、お疲れ様
宮尾美也
お疲れ様です〜
豊川風花
……美也ちゃん、なにしてるの?
宮尾美也
これですか?落ち葉で焼き芋を焼いているんです〜
木下ひなた
においの正体はこれだったんだねぇ
豊川風花
あ、だから煙の匂いもしたのね…でもどうして焚き火なんて?
宮尾美也
私の役、美化委員ですので、今日のシーンは落ち葉のお掃除をするよう指示されてるんです
宮尾美也
なので、ついでに焚き火でもしてゆっくりして、そのついでに焼き芋も焼けたらな〜って
豊川風花
な、なるほど…?
宮尾美也
ちょうど焼けたんですよ〜、お二人もどうですか?
木下ひなた
わぁ、いいんかい?
豊川風花
えーっと…(ぐー
豊川風花
あ…
宮尾美也
皆さん、慣れないお嬢様の役で気が張ってますからね〜
宮尾美也
こういう時にする息抜きも、大事なんですよ〜
豊川風花
……確かにそうね、常に役を意識することも大事だけど
豊川風花
キチンと休まないと、もし体調を崩したりしたら大変だもんね
豊川風花
すごいなぁ、美也ちゃんは
宮尾美也
あちあち……ふぇ、なにがですか〜?
豊川風花
んーん、なんでもない!
木下ひなた
うわぁ、甘くて美味しいねぇ…!
木下ひなた
そうだ、みんなも呼んでもいいかい?みんなで食べたらきっともっと美味しいよぉ
宮尾美也
いいですよ〜、たっくさんお芋もありますし〜(どっちゃり
豊川風花
わ、本当にたくさん!
木下ひなた
どれもいいお芋ばっかりだねぇ
豊川風花
……ふふ、ひなたちゃんいい笑顔
宮尾美也
落ち葉もたくさん集めたんですよ〜
豊川風花
こっちもたくさん!
木下ひなた
みんな〜、美也さんが美味しいお芋を焼いてくれたよぉ〜
(台詞数: 46)