きつねの でんわボックス(その4)
BGM
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脚本家
Kozzy
投稿日時
2014-07-06 21:07:07

脚本家コメント
 絵本シアター「きつねの電話ボックス」シーン4です。
途中から見る方は、最初から見てもらえると嬉しいです。
 きつねと女の子の奇妙な関係が続いたある日、事件が起こります。

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矢吹可奈
『きつねの女の子の奇妙な関係は続き、やがて山に冷たい風が吹きはじめました。』
矢吹可奈
『ある晩、いつものように ふもとに降りてきたきつねは、どきっとしました。』
矢吹可奈
『電話ボックスに、明かりがついていないのです。』
矢吹可奈
『すると、向こうから車がやってきました。』
矢吹可奈
男「あれ、この電話使えないないのか?」
矢吹可奈
男(電話ボックスに張ってある張り紙を見て)「……なるほど、古いから取り外すのか。」
矢吹可奈
『車から男の人の声が聞こえます。』
矢吹可奈
取り外すですって!?
矢吹可奈
『きつねがびっくりしていると、向こうから ぱたぱたと小さい足音が聞こえてきました。』
矢吹可奈
きっとあの子だわ。
矢吹可奈
どうしよう……。電話が使えないと解ったら、どんなにがっかりするかしら…。
矢吹可奈
『きつねは、おろおろとつぶやきました。』
矢吹可奈
かわいそうに。せめてここに、もう1つ電話ボックスがあれば……。
矢吹可奈
私が…、私が電話ボックスの代わりになれたらいいのに……!
矢吹可奈
『と、悔しそうに前足をたんたんと踏みならした、その時です。』
矢吹可奈
あっ!
矢吹可奈
『きつねは叫びました。きつねは、しゃんと後ろ足で立ち上がって、』
矢吹可奈
『いつの間にか電話ボックスに変わっていたのです。』
木下ひなた
あれ、電話ボックスが2つもあるべさ!
矢吹可奈
『女の子はびっくりしたようですが、迷わずきつねの胸の中に飛び込みました。』
矢吹可奈
『受話器を持つ、コスモスのような手のひらから、暖かさが伝わってきます。』
木下ひなた
もしもし、母さん!
矢吹可奈
『ふわんと、甘いにおいがしました。』
矢吹可奈
『叶わないと思っていた事が形になり、きつねは胸いっぱいになります。』
矢吹可奈
『その5へ続く』

(台詞数: 25)