口先魔王と人見知り勇者 第63話の3
BGM
ハミングバード
脚本家
不明
投稿日時
2017-11-19 02:29:32

脚本家コメント
ここに来てまさかの新キャラ…。
いえね、伏線張った直後に終了のお知らせが来て、マジでどうしようかと思ったんですが……もう出した伏線は引っ込められないし、まぁ良いかと思ってそのまま出しました。

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高木社長
魔物「天使?……あぁ、さっき向こうの廃墟に飛んで行くのを見ただよ」
矢吹可奈
「ホントですか!?ありがとうございます!」
矢吹可奈
(タタタ…)「よーし、やっと追いつけそう………ん?」
高木社長
??「こっちよ、急いで…」「うん」(タタタ…)天使A「いたぞ!こっちだ!」(ヒューン)
矢吹可奈
「アレって………天使が追いかけてるってことは、あの男の子がシホちゃんの…?」
矢吹可奈
「でも、一緒に居る女の人は誰だろう…?」
高木社長
天使B「もう逃がさん、覚悟しろ!」(ヒューン)??「っ…!」
矢吹可奈
「あ、危ない!」(ダッ)「とりゃぁーーー!!」(ビュン)
高木社長
天使B(バキィ)「ぐはっ!?」天使A「な、なんだ貴様は!?」
矢吹可奈
「私は……シホちゃんの友達!弟さんは天使(アナタ達)には渡さない!」
高木社長
??「え、シホさんの…?」「お姉ちゃんの友達…?」
矢吹可奈
「その子がシホちゃんの弟さんですよね?ひとまず、どこかに隠れててください」
高木社長
??「………えぇ、わかったわ。行きましょう」シホ弟「う、うん」
高木社長
天使A「我々を天使と知っていて戦うつもりか?愚かな…」天使達(ヒューンヒューンヒューン)
矢吹可奈
「………」(3,4,5………目撃された天使は5人だったから、これで全部…)
高木社長
天使B「さっきはよくもやってくれたな…!」(ヒューン)天使達(ヒュヒュヒューン)
矢吹可奈
「よし、今だ!ジャミングボール!」(ボフゥン)
高木社長
(モクモク)天使B「なっ!?なんだこの煙……は………ピーーー」
矢吹可奈
「てぇぇぇい!」(ドカバキボコ…)
矢吹可奈
━━━━━━
矢吹可奈
(パンパン)「ふぅ~……なんとかなったな…」
高木社長
??「すごいですね、5人も相手に…」
矢吹可奈
「あ、いえ……ジャミングボールがあったからで………ところで貴女は?」
高木社長
カオリ「あ、申し遅れました……私は歌織、シホさんに雇われたハウスキーパーです」
矢吹可奈
「ハウスキーパー…?」
高木社長
カオリ「シホさんの居ない間、ご家庭をお守りするお仕事ですよ」
高木社長
カオリ「なんでも、お仕事で忙しくなるとのことで、2ヶ月ほど前から…」
矢吹可奈
「なるほど~………あれ?でも、貴女……人間ですよね…?」
高木社長
カオリ「えぇ……ですが小さな子供を護るのに、人間も魔族も関係ありません」
高木社長
カオリ「子供は世界の宝ですからね♪」
高木社長
カオリ「それより、すぐにここを離れましょう。他の天使が気付く前に…」
矢吹可奈
「え……天使はまだ居るんですか…?」
高木社長
カオリ「はい、私が確認した限りでも20人以上は…」
矢吹可奈
「うわぁ、どうしよう……早くシホちゃんの所に届けなきゃいけないのに…」
高木社長
カオリ「シホさんの所へ…?どういうことですか…?」
矢吹可奈
「あぁ、えっと……実はカクカクシカジカで━━━━━━」
矢吹可奈
━━━━━━
高木社長
カオリ(スタスタ…)天使F「む!おい、居たぞ!」天使G「皆、こっちだ!」
高木社長
天使H「自分から姿を現すとは……ようやく観念したか?」天使I「シホの弟はどこだ?」
高木社長
カオリ「あの子なら、今頃シホさんの所へ向っているハズですよ」天使F「なに…?」
高木社長
天使G「ちぃ、貴様は囮ということか……おい、すぐに追うぞ…」
高木社長
カオリ「アナタ達があの子を追うことは不可能ですよ」天使H「は?」
高木社長
カオリ「私は、小さな子供を追い回す不届き者達に…」(ズォォォ…)
高木社長
カオリ「お灸を据えるために出てきたんですから」(ブワァ)天使達「「「っ…!?」」」
高木社長
━━━━━━
高木社長
天使I「バ、バケモノ…」(ガク)
高木社長
カオリ「天使はこの世界で上位の種族と聞いてましたが、それがこの程度とは拍子抜けですね」
高木社長
カオリ「本当にこの世界に我らが王を満足させるほどの強者が現れるのか…」
高木社長
カオリ「………ま、私は命令通り、この世界の状況を定期的に報告するだけね」
高木社長
カオリ「ウフフ、次はどこのお家で雇ってもらおうかしら♪」

(台詞数: 50)